第12回TRPG文華祭にゲスト参加します

2018年4月27日~29日に開催される、第12回TRPG文華祭にゲスト参加させていただきます。私は27~28日の回に参加し、GMトークショーに出演させていただく予定です。

今年は『指輪物語ロールプレイング』と『エクリプス・フェイズ』を持参します。

trpgbunkakan.jp

「層 映像と表現」vol.11「RPG研究の現在と、伏見健二の「初期の仕事」(アーリー・ワーク)」が機関リポジトリで公開

北海道大学大学院文学研究科映像・表現文化論講座編になる学術誌「層 映像と表現」vol.11に寄稿した、長編論考「RPG研究の現在と、伏見健二の「初期の仕事」(アーリー・ワーク)」が機関リポジトリで公開されました。無料でPDFにて読めます。
下楠昌哉さんの第3回日本SF評論賞最終候補作「毛皮を奪われた女」も力作です! 

HUSCAP Journals

なお、最初に紹介したときのエントリにも記しましたが、以下校正漏れ。

p.44にある、わかつきめぐみ、は、わきあかつぐみ、の間違いです。また、p.49の注釈25は、『ロードス島戦記I』ではなく、『ロードス島戦記II』です。お詫びして訂正させていただきます。

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 「Role&Roll」Vol.175に『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ「七惑星の聖書」が掲載

 「Role&Roll」Vol.175にトランスヒューマンRPG『エクリプス・フェイズ』の入門シナリオ「七惑星の聖書」が掲載。
 終末論カルト「輝く聖者の教会」の陰謀を挫くため潜入捜査をするシナリオ。「ナショナル・ジオグラフィック」の「聖書ハンター」にインスパイアされた作品ですが、SFならではの味付けも!

Eclipse Phase Japanese Edition's new gaming senario"Bibles of Seven planets" has just published on Role&Roll magazine vol.175 !

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Role&Roll Vol.175

Role&Roll Vol.175

 

 



 

 

「Role&Roll」Vol.175に「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の第50回「魔法の巻物と呪文書の原型――中世の写本」が掲載

Role&Roll」Vol.175に、中世ヨーロッパ社会史を楽しみながら学べる「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の記念すべき第50回「魔法の巻物と呪文書の原型――中世の写本」が掲載されています!
 皆様の応援でここまで来れました。見田航介さんの彩色写本の再現が細かい!

My 50th introducing column about medieval social history on Role&Roll magazine vol.175 has just published. A comic artist, Kosuke Mita’s works are very beautiful and meticulous!

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※『ダンジョン飯』7巻は直接関係ありません(笑)。

 

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※参考文献はこんな具合です。

Role&Roll Vol.175

Role&Roll Vol.175

 

「TH」No.78に『いのちへの礼儀』レビュー・グレッグ・スタフォード追悼ゲーム会報告、山野浩一とその時代(7)等が掲載

 4月25日頃、「TH(トーキング・ヘッズ叢書)」No.78「ディレッタントの平成史~令和を生きる前に振り返りたい私の「平成」」が発売されます。
 私は、生田武志『いのちへの礼儀』をレビューし、特選街コーナーで「グレッグ・スタフォード追悼『ルーンクエスト』ゲーム会」についてレポートしました。
 連載「山野浩一とその時代(7)」として、「松岡正剛川本三郎との連帯」も寄稿。松岡の『雑品屋セイゴオ』に「スーパーマーケット・セイゴオ」。工作舎編『東京市電・東京都電』。川本三郎の小説「ステッペン・ウルフ」や『同時代を生きる「気分」』等と山野浩一について。

athird.cart.fc2.com
 また、以下の批評の監修をしています。
宮野由梨香「時計仕掛けの手塚治虫~アニメ『どろろ』に見る内実の変容」
・阿澄森羅「人の死が見たくて見たくてしょうがない~死体ビデオと90年代悪趣味ブーム」
待兼音二郎「若者の反抗心はどこに消えたのか?~SNSという「ネオ世間」の出現」および湯浅誠『反貧困』レビュー
渡邊利道酒見賢一頌~虚実皮膜のエロティシズム」
・高槻真樹「忘却のデジタル~IT盛衰と平成の三〇年」

 さらに、特選街コーナーでは、放克犬さんが、M・P・シール『紫の雲』およびステファン・グラビンスキ『不気味な物語』をレビュー。
 今号、商業批評誌デビューの関根一華さんは、藪内亮輔『海蛇と珊瑚』をレビューしています。
これらも監修しました。
 加えて、長澤唯史さんが、「SFと現実はどう接続されるか~ワークショップ「SFから現代社会を考える」レポート」を寄稿してくださいました。
 こちら、2月に椙山女学園大学で行われた、大野典宏さん・さかき漣さん・岡和田晃(司会・長澤唯史さん)によるイベントの報告です。

 

「図書新聞」2019年4月13日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第五〇回 当事者性へ「悶え加勢」し、ジャンルを架橋していく試み」を寄稿

 早いところでは本日から発売される「図書新聞」2019年4月13日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第五〇回 当事者性へ「悶え加勢」し、ジャンルを架橋していく試み」を寄稿しました。今回はニュージーランドクライストチャーチで起きたヘイトクライムを問題視しつつ、以下の作品を取り上げています。

・黄英治『こわい こわい 短編小説集』(三一書房)および同作より「墓殺し」、「小さな蓮池」、「フィウォナ――希願よ!」
・奥憲介「開高健論~非当事者性というフロンティアを生きる」(すばるクリティーク賞佳作)
・永野三智『みな、やっとの思いで坂をのぼる 水俣病患者相談のいま』(ころから)
・「蒼生」2019年版「文学とハラスメント」特集
笙野頼子「これ?二〇一九年蒼生の解説です」(「蒼生」)
・トミヤマユキコ「大学生とハラスメントに対する(やや長めの)雑感」(「蒼生」)
古川日出男焚書都市譚」(「すばる」)
吉増剛造+フォレスト・ガンダー+堀内正規『裸のcommonを横切って エマソンの日米の詩人の応答』(小鳥遊書房)
・岩川ありさ「七時のニュース」および「オー・ハニー、モータル・エネミー」(「午前四時のブルー」)
大石和欣「Composed upon the Millennium Bridge――七色の朝祷(マタン)」(「午前四時のブルー」)

 その他、市川真人および北原美那のnote、「蒼生」2001年版および2004年版、西脇順三郎『ambarvalia』および『あむばるわりあ』にも言及しています。