「Role&Roll」Vol.177には、西洋中世史の入門コラム「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の第五十一回「人類史の椅子取りゲーム? 北大西洋航海史」も掲載されています。今回は凄いですよ、中世のアイスランド、グリーンランドの解説です! 『ドラゴンクエストIII』(ファミコン)のグリンラッドのエピソードを思い出しますね!
「Role&Roll」Vol.177に『エクリプス・フェイズ』のシナリオ「ミートハブ・トラブルズ」が掲載
「Role&Roll」Vol.177に『トンネルズ&トロールズ』完全版ソロアドベンチャー「魔法の酒樽を取り返せ!」が掲載
「Role&Roll」Vol.177(新紀元社)、岡和田晃は、なんと3つの記事で仕事をしています。久しぶりに表紙に名前も掲載されました。
ゲームノベル(ゲームブック形式の小説)で、ルールとキャラクターが付いており、これだけでもプレイ可! イラストはDon-Changさん。
「ウォーロック・マガジン」Vol.4に掲載された中山将平さんの漫画「はじめての無敵の万太郎とシックス・パックの珍道中」の原作です。
このコミックと、書き下ろしの多人数用シナリオ版が近刊の『傭兵剣士+青蛙亭ふたたび+無敵の万太郎とシックス・パックの珍道中』に収録されるので、あわせて読めば楽しさ3倍です!
「植民地文化研究」18号の「視覚とアンテナ」欄に「「内なる植民地」としての「裏日本」 向井豊昭と高橋実」を寄稿
植民地文化学会の学会誌「植民地文化研究」18号(不二出版)の「視覚とアンテナ」欄に、岡和田は「「内なる植民地」としての「裏日本」 向井豊昭と高橋実」を寄稿しています。
「飛揚」69号にもリンクした、「アイヌ新法」や『骨踊り』に関する論点を書きました。両者を結んだのは『北越雪譜』!
そのうちAmazonにも出るかと思いますが、お急ぎの方は不二出版までご連絡ください。
2015年に参加した国士舘大学でのシンポジウム8月1日に国士舘大学 AJ センター・プロジェクト研究会「インドにおける日本研究の現在」でも指摘したポイントです。
なお、p.172上段に「中谷宇吉郎は東京帝国大学助教授だった」とありますが「北海道帝国大学教授」の間違いでして、こちらは校正漏れとして報告済みで、関連媒体で訂正が出るかと思います。
図書新聞」2019年7月13日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第五三回 「市民的な良識」の包摂を切り崩す個我としてのハードコア・パンク」が掲載
本日より発売の「図書新聞」2019年7月13日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第五三回 「市民的な良識」の包摂を切り崩す個我としてのハードコア・パンク」が掲載されています。
今回は、登戸での無差別殺傷事件、またそれに対して世論は「死ぬなら一人で死ね」、「引きこもりは犯罪者予備軍」と喧伝したこと、および「現代思想」が差別文書のニック・ランド『暗黒啓蒙』を翻訳・掲載したことを批判しつつ、以下の作品を取り上げています。
・ぼそっと池井多「私は犯罪者予備軍である。あなたは? ~川崎事件が改めて突きつけたもの~」(「ひきポス」)
・古川真人「タイマイ異聞」(「新潮」)
・リチャード・コールダー「控えの間、あるいは、世界小史」(増田まもる訳、「三田文學」)
・「DEBACLE PATH」および「小特集:日本のポリティカル/アナキスト・ハードコア・パンクを回顧する」
・モブ・ノリオ「絶対兵役拒否宣言」(「DEBACLE PATH」)
・ハイミート・フォン・ドーデラー(垂野創一郎訳)「ヨハン・ペーター・ヘーベル(1760-1826)の主題による七つの変奏」(「たべるのがおそい」)
・松浦寿輝×沼野充義×田中純「二〇世紀の思想・文学・芸術 第一回 「世紀の開幕」」(「群像」)
・高橋睦郎「墓をめぐって 駱英に」(「三田文學」)
・高原到「二つのフィリピン戦――大岡昇平、奥泉光「死者の顔」」(「群像」)
・笙野頼子「会いに行って――静流藤娘紀行」の第二回(「群像」)
また、リチャード・コールダーのガイノイド三部作、アラン・ロブ=グリエ『快楽の館』、アルフレート・デーブリーン『ベルリン・アレクサンダー広場』、亀井秀雄『個我の集合性』、藤枝静男の「志賀直哉・天皇・中野重治」および文芸時評などにも言及しています。