書評アーカイブサイト「ALL REVIEWS」に、クリスティーナ・ダルチャー『声の物語』(早川書房)の書評(「SFマガジン」2019年8月号)が転載されました。ただし、タイトルのみ変更となっています。以下のリンク先から無料で読むことができます。
Yahoo! ニュースにもなっています。
詩誌「フラジャイル」最新6号をお送りいただきました。店売りもある詩誌で、巻頭に拙作の現代詩「海賊コンラッドの出奔」が掲載されています。
【新入荷情報】
— 書肆吉成 丸ヨ池内GATE6F店 (@y_ikeuchiGATE6F) August 20, 2019
旭川発! 「詩誌フラジゃイル 第6号」が入荷です✨✨
詩、詩論に加え、昨年小樽文学館で行われたトークイベント「オタル、髭(ひげ)箆(べら)、瀧口さんのこと」の内容が収録されている盛りだくさんの一冊です。 pic.twitter.com/nl3YtkaS7v
バイロンの小説を下敷きにしたほか、批評的フックも盛り込んでいます。24日の旭川ときわ市民ホール14:00よりのイベントで、本作等を朗読します。予約不要!
本日2019年8月21日の北海道新聞朝刊で、同24日14:00より旭川のときわ市民ホールで開催される現代詩の朗読会の告知が掲載されています。紙面では、わざわざ私にも言及いただき恐縮です。皆さまのご来駕をお待ち申し上げます。
そろそろ発売になる旭川の詩誌「フラジャイル」(旭川で戦後72年続く詩誌「青芽」の後継誌)、吉増剛造さんのイベントの細かい採録があるなど、誌面の充実を見せていましたが……もうすぐ発刊になる6号(2019年8月)の巻頭(!)に、なんと拙作「海賊コンラッドの出奔」を掲載いただきました。これはバイロンの小説『海賊』を下敷きにした現代詩です。「胸躍る冒険の詩作品」と評していただきましたが、ラインバウ&レディカーの『多頭のヒドラ』からも刺激を受けています。
編集の柴田望さんのサイトで、「フラジャイル」の取り扱い店、および、6号の短信欄が採録されています。
8月24日(土)、北海道・旭川市のときわ市民ホールで開催される「小熊秀雄・朗読会 第18回 山田亮太+フラジャイル」にて、そろそろ発送となる&店に並ぶ「フラジャイル」6号の巻頭に掲載される拙作「海賊コンラッドの出奔」を朗読することになりました。ぜひお越し下さい。
「ナイトランド・クォータリーvol.18 想像界の生物相」が、2019/8/30ごろ店頭に並びます! (定期購読の方々には2019/8/27ごろ発送となります)
国立民族学博物館にて先行発売いたします!
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幻視者のためのホラー&ダーク・ファンタジー専門誌《ナイトランド・クォータリー》。
vol.18は「想像界の生物相」。
国立民族学博物館で開催される特別展示「驚異と怪異」とシンクロし、
想像界のさまざまな生物をモチーフにした物語を特集!
特別増ページで、小説やインタビュー、レビュー、エッセイなど満載。
『パステル都市』のM・ジョン・ハリスン、E・ホフマン・プライス、タラ・イザベラ・バートンなど翻訳8編、日本作家は仁木稔、朝松健。
この他、開田裕治インタビュー、三宅陽一郎インタビュー、小特集/国立民族学博物館・特別展「驚異と怪異―想像界の生きものたち」など、読み応えたっぷりです。
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■主な内容
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■アーサー・コナン・ドイル「大空の恐怖」/訳:田村美佐子
■E・ホフマン・プライス「クルディスタンの異邦人」/訳:岡和田晃
■ポール・ヘインズ「マレクの復活」/訳:岡和田晃
■タラ・イザベラ・バートン「レオポルトシュタット街のゴーレム」/訳:待兼音二郎
■クリスチャン・ライリー「山の中へ、母なる古齢の森の中へ」/訳:大和田始
■アンジェラ・スラッター「リトル・マーメイドたち」/訳:徳岡正肇
■ウィリアム・ミークル「書斎の中のもの」/訳:渡辺健一郎
■M・ジョン・ハリスン「ラミアとクロミス卿」/訳:大和田始
■仁木 稔「ガーヤト・アルハキーム」
■朝松 健「〈一休どくろ譚・異聞〉一休葛籠」
【インタビュー】
■開田裕治インタビュー「ノイズの中から生まれるイメージ」/岡和田晃
■三宅陽一郎インタビュー「AIは人間の幽霊を見るか」/徳岡正肇
【小特集】
■国立民族学博物館・特別展「驚異と怪異―想像界の生きものたち」
■“怪異の音”を収集した貴重な映像資料/深泰勉
■マンタム・選 想像界の生き物図鑑
■能楽「土蜘蛛」──日常と地続きの怪異の恐ろしさ/待兼音二郎
【連載】
■〜夜の国の幻視録 その2〜イブン・バイタール「マンドラゴラ売りの口上」/訳:岡和田晃/画:藤原ヨウコウ
■「犬とマンドレイク」中国へ渡る──マンドレイクの採取法はなぜ広まったか/松島梨恵
■〈新連載・アンソロジーに花束を〉第一回 謎の物語/安田均
【Movie】
■塹壕からの「準創造」 ――『トールキン 旅のはじまり』/岡和田晃
■ヴンダーカンマーの時代とモンスター映画の間 ゴーレム編/深泰勉
■台湾土俗ホラーが怖い!/加藤浩志
■ヴンダーカンマーの時代とモンスター映画の間 人魚編/深泰勉
【Game】
■「DOOM」 ――怪物と踊るビデオゲームの快楽/徳岡正肇
【ブックガイド】/岡和田晃
■眩惑と驚異のメタテクスト空間へようこそ(ウナムーノ『アベル・サンチェス』、アンジェラ・カーター『ホフマン博士の地獄の欲望装置』、イアン・バンクス『蜂工場』)
■双角の預言者、あるいは錬金術師の父祖──山中由里子『アレクサンドロス変相』を素描する
■「人間ならざるもの」が未来と過去を相対化する(「幻想文学」特集「くだん、ミノタウロス、牛妖伝説』、酉島伝法『宿借りの星』、上田早夕里『リラと戦禍の風』)
■想像界の生物相を探究するために(ノンフィクション・ガイド)
【エッセイ】
■「想像界の生物相」に寄せて/いわためぐみ
■孔雀天使に魅せられた二人の作家──E・ホフマン・プライスとポール・へインズ/岡和田晃
■バリ、ダイビング・ポイントの怪/友成純一
■怪物のアイデンティティ──鳥の王「ロプロプ」のうつろう形象/松島梨恵
■バリのレヤック/友成純一
■「サンヒャン・ドゥダリ」に描かれる魔女の系譜/深泰勉
■表紙作品=仮面(クモ)(メキシコ) 撮影:大道雪代/国立民族学博物館 特別展「驚異と怪異─想像界のいきものたち」より