発売中の「Role&Roll」Vol.196に、『エクリプス・フェイズ』のシナリオ「暗黒の弾丸 正しき星辰の時、来たる」が掲載されています。最新のポストヒューマンSF設定が、壮大なオカルト・アクションと融合! 未訳サプリメント『リムワード』からの抄訳を含め、お届けします。是非プレイして下さい!
発売されたばかりの「TH(トーキング・ヘッズ叢書)」No.85「目と眼差しのオブセッション」。
特集に批評、「「肉体植民地」から『盲人書簡』へ〜寺山修司への敬意と、唐十郎『ジャガーの眼』」を書いています。
寺山修司を扱った唐十郎の戯曲『ジャガーの眼』を、ディドロ『盲人書簡』から読み直す試みなのですが、山野浩一の寺山追悼文や、佐藤憲一のチャールズ・ブロックデン・ブラウン論を援用しています。
また、連載「山野浩一とその時代」の(14)も掲載。「企業のPR映画と、劇団表現座への参画」と題し、山野浩一が関係した(新発見)映画作品。そして竹内健のイオネスコ演劇に山野浩一が関わっていたことを論じております。
加えて、以下の批評を監修いたしました。
■「屋根裏の散歩者」の愉悦〜無人格の視座のもどかしさが生む快楽●待兼音二郎
■いったい何を「いま見てはいけな」かったのだろう?〜ニコラス・ローグ監督『赤い影』●松本寛大
■嘘か真か夢か現か知らねども〜「見えること」の恩恵と呪縛●阿澄森羅
■〈少年の眼〉の逆襲〜ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」を読む●宮野由梨香
■街角からはじまる不条理〜panpanyaが「見る」世界●高槻真樹
特選街レビューでは、放克犬さんが、マイケル・ドズワース・クック『図書室の怪』(山田順子訳)を論じておいでです。
岡和田的な今号の仕事での収穫を1つ挙げるならば、やはり『ジャガーの眼』との出逢いかな。教えて下さった岩田恵さんに感謝。また、『竹内健戯曲集』(思潮社1968)は復刻していい一冊だと思います。収録作がいずれもハイレベルなので。
「週刊読書人」2021年1月15日号で、高原英理さんが、共著『幻想と怪奇の英文学IV』についての書評を書かれています。恐るべきことに、収録論文を全て評するという離れ業です。拙稿については、ローズマリー・ジャクスンの援用に注目して下さり、感激!
作家の高原英理さんが『週刊読書人』2021年1月15日号で、『幻想と怪奇の英文学IV』(東雅夫・下楠昌哉責任編集) の(しかもすべての章の)書評を書いてくださっています。拙論のついても、保守派が軽視したマチュリンの情熱、感受性の価値に注目してくださっていて嬉しいです。https://t.co/6eYKWujy5h
— 小川公代 (@ogawa_kimiyo) January 19, 2021
【書評掲載】
— 春風社 (@shumpusha) January 18, 2021
『週刊読書人』3373号/1月15日号に『幻想と怪奇の英文学Ⅳ―変幻自在編』の書評が掲載されました。評者は高原英理氏(文芸評論家)です。「言葉の向こう側、世界の反転、読む喜び 学問という営為、すべてテーマの異なる十八の論集」https://t.co/qVDvzpeg9Z
1月15日付『週刊読書人』に『幻想と怪奇の英文学』(春風社)の書評が掲載されました。評者はおなじみの高原英理さん。御本人もおっしゃるように、全収録作にコメントした力作です。 https://t.co/tlVpx06WIr
— 東雅夫┃O.Z.N.(おばけずきネットワーク) (@obakezukinw) January 15, 2021
FT書房が「広告なし・非営利・日刊」で運営しているメールマガジン「FT新聞」2021年1月19日発刊のNo.2918に、「『ウォーハンマーRPG』を愉しもう!Vol.1」を書きました。Analog Game Studiesにも採録しています。
2010年10月に解説されたAnalog Game Studiesのサイトは、2013年10月に新サイトへ(http://analoggamestudies.com/)に移行しておりましたが、しかし諸般の事情で2018年頃、そちらがリンク切れを起こし、2013年10月~2016年9月の記事が読めない状態が続いてしまっておりました。そこでこのたび、もともとの旧サイト(http://analoggamestudies.seesaa.net/)にログを手動で再移行し、画像情報については、キャッシュのURLを併記する形で、復元作業を行いました。
また、「Role&Roll」Vol.192では、安田均さんが、『ウォーハンマーRPG 基本ルールブック』をご紹介下さっています。ありがとうございます!
「ウォーロック・マガジン」vol.9掲載の「トロールの国のアリス」は、世界観的にはルイス・キャロルをはじめ英国古典ファンタジー作家たちの築いた基礎と、RPGファンタジーであるT&Tのつながりを「はっきり」示した仕事。ゲーム的なギミックも工夫しており、岡和田的には新境地の一作になりました。
サンプルキャラクターが、グループSNEのサイトから無料ダウンロードできるようになっております。トウィードルダム&トウィードルディー無敵の万太郎、チェシャ猫の4体です。ご覧あれ! 戦闘時にコンボが出来たり、あれこれ楽しい仕掛けがあります。
【公式サイト】
— グループSNE (@GroupSNE) January 14, 2021
いよいよ明日発売!『ウォーロック・マガジン Vol.9』のサポート資料をアップしました。
・マウシナリオ『失われしアモセンの書庫』エネミーデータ
・T&Tシナリオ『トロールの国のアリス』サンプルキャラクターhttps://t.co/Ir3itw7d1E
ぜひご活用ください! pic.twitter.com/bDDARIA13w
1955年から続く詩誌「潮流詩派」264号(潮流出版社)に、新作の現代詩「プロレタリア詩の逆襲」を寄稿しました。
「早稲田学報」2020年6月号「プロレタリア詩の誕生」を読んだ主宰の麻生直子さんにご依頼をいただき、巻頭から三番目、故・村田正夫さんの隣に配置していただく粋な計らいを頂戴しました。