「Role&Roll」Vol.196に、『エクリプス・フェイズ』のシナリオ「暗黒の弾丸 正しき星辰の時、来たる」が掲載

 発売中の「Role&Roll」Vol.196に、『エクリプス・フェイズ』のシナリオ「暗黒の弾丸 正しき星辰の時、来たる」が掲載されています。最新のポストヒューマンSF設定が、壮大なオカルト・アクションと融合! 未訳サプリメント『リムワード』からの抄訳を含め、お届けします。是非プレイして下さい!

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Role&Roll Vol.196

Role&Roll Vol.196

  • 発売日: 2021/01/22
  • メディア: 大型本
 

 

「TH(トーキング・ヘッズ叢書)」No.85「目と眼差しのオブセッション」に唐十郎&ディドロ論、山野浩一とその時代(14)が掲載

 発売されたばかりの「TH(トーキング・ヘッズ叢書)」No.85「目と眼差しのオブセッション」。

 特集に批評、「「肉体植民地」から『盲人書簡』へ〜寺山修司への敬意と、唐十郎ジャガーの眼』」を書いています。

 寺山修司を扱った唐十郎の戯曲『ジャガーの眼』を、ディドロ『盲人書簡』から読み直す試みなのですが、山野浩一の寺山追悼文や、佐藤憲一のチャールズ・ブロックデン・ブラウン論を援用しています。

 また、連載「山野浩一とその時代」の(14)も掲載。「企業のPR映画と、劇団表現座への参画」と題し、山野浩一が関係した(新発見)映画作品。そして竹内健のイオネスコ演劇に山野浩一が関わっていたことを論じております。

 加えて、以下の批評を監修いたしました。

■「屋根裏の散歩者」の愉悦〜無人格の視座のもどかしさが生む快楽●待兼音二郎

■いったい何を「いま見てはいけな」かったのだろう?〜ニコラス・ローグ監督『赤い影』●松本寛大

■嘘か真か夢か現か知らねども〜「見えること」の恩恵と呪縛●阿澄森羅

■〈少年の眼〉の逆襲〜ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」を読む●宮野由梨香

■街角からはじまる不条理〜panpanyaが「見る」世界●高槻真樹

 特選街レビューでは、放克犬さんが、マイケル・ドズワース・クック『図書室の怪』(山田順子訳)を論じておいでです。

  岡和田的な今号の仕事での収穫を1つ挙げるならば、やはり『ジャガーの眼』との出逢いかな。教えて下さった岩田恵さんに感謝。また、『竹内健戯曲集』(思潮社1968)は復刻していい一冊だと思います。収録作がいずれもハイレベルなので。

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「週刊読書人」2021年1月15日号で、高原英理さんが、共著『幻想と怪奇の英文学IV』について書評

週刊読書人」2021年1月15日号で、高原英理さんが、共著『幻想と怪奇の英文学IV』についての書評を書かれています。恐るべきことに、収録論文を全て評するという離れ業です。拙稿については、ローズマリー・ジャクスンの援用に注目して下さり、感激!

「読書人ウェブ」で、全文読むことができますよ

 

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「FT新聞」2021年1月19日号に「『ウォーハンマーRPG』を愉しもう!Vol.1」を書きました

 FT書房が「広告なし・非営利・日刊」で運営しているメールマガジン「FT新聞」2021年1月19日発刊のNo.2918に、「『ウォーハンマーRPG』を愉しもう!Vol.1」を書きました。Analog Game Studiesにも採録しています。

 2010年10月に解説されたAnalog Game Studiesのサイトは、2013年10月に新サイトへ(http://analoggamestudies.com/)に移行しておりましたが、しかし諸般の事情で2018年頃、そちらがリンク切れを起こし、2013年10月~2016年9月の記事が読めない状態が続いてしまっておりました。そこでこのたび、もともとの旧サイト(http://analoggamestudies.seesaa.net/)にログを手動で再移行し、画像情報については、キャッシュのURLを併記する形で、復元作業を行いました。

analoggamestudies.seesaa.net

 また、「Role&Roll」Vol.192では、安田均さんが、『ウォーハンマーRPG 基本ルールブック』をご紹介下さっています。ありがとうございます!

 

Role&Roll Vol.192

Role&Roll Vol.192

  • 発売日: 2020/09/19
  • メディア: 大型本
 

 

ホビージャパン ウォーハンマーRPG ルールブック

ホビージャパン ウォーハンマーRPG ルールブック

  • 発売日: 2020/10/02
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

「ウォーロック・マガジン」vol.9掲載「トロールの国のアリス」のサンプルキャラクターが無料ダウンロード可能になりました

 「ウォーロック・マガジン」vol.9掲載の「トロールの国のアリス」は、世界観的にはルイス・キャロルをはじめ英国古典ファンタジー作家たちの築いた基礎と、RPGファンタジーであるT&Tのつながりを「はっきり」示した仕事。ゲーム的なギミックも工夫しており、岡和田的には新境地の一作になりました。

 サンプルキャラクターが、グループSNEのサイトから無料ダウンロードできるようになっております。トウィードルダム&トウィードルディー無敵の万太郎、チェシャ猫の4体です。ご覧あれ! 戦闘時にコンボが出来たり、あれこれ楽しい仕掛けがあります。

 

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ウォーロックマガジンvol.9

ウォーロックマガジンvol.9

  • 作者:安田 均
  • 発売日: 2021/01/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

「壘」Vol.7に、形而上詩「ウィーン体制に一矢報いて」が掲載

詩誌「壘」Vol.7(2021年1月15日号、有限会社ネオセントラル)が刊行されました。形而上詩「ウィーン体制に一矢報いて」が掲載されています。

ペタル二世ペトロビッチ=ニェゴシュの仕事にインスパイアされた作品です。

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「潮流詩派」264号(潮流出版社)に、新作の現代詩「プロレタリア詩の逆襲」を寄稿

 1955年から続く詩誌「潮流詩派」264号(潮流出版社)に、新作の現代詩「プロレタリア詩の逆襲」を寄稿しました。

 「早稲田学報」2020年6月号「プロレタリア詩の誕生」を読んだ主宰の麻生直子さんにご依頼をいただき、巻頭から三番目、故・村田正夫さんの隣に配置していただく粋な計らいを頂戴しました。

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