2010-01-01から1年間の記事一覧
『スケイブンの書』が私の周囲でも話題になっているようで、何よりです。これを機会にウォーハンマーRPGを始めた知人から、私が訳したダウンロードシナリオ「隠された宝石にまつわる諸事情」(http://www.hobbyjapan.co.jp/wh/dl_scenario.html)について、…
お知らせです。「21世紀、SF評論」に、「忘れたという、その空白の隙間で−−門倉直人『ローズ・トゥ・ロード』試論」を掲載いただきました。岡和田の2010年を締めくくる長篇評論です*1。 http://sfhyoron.seesaa.net/article/173296285.html なぜSFサイトに門…
東條慎生さんが、11月に行ったイベント「仁木稔と語る、歴史を動かした驚異の疑似科学」についてのレポートをあげて下さっています。参加された方も、都合がつかなかった方も、ぜひともご覧いただけましたら幸いです。http://d.hatena.ne.jp/CloseToTheWall/…
表題の通り、10〜11月に行なわれたイベント「Worldwide D&D Game Day 『プレイヤーズ・ハンドブックIII』」のレポート記事を、RPGを中心としたアナログゲーム総合誌「Role&Roll」Vol.75に寄稿させていただきました。Role&Roll Vol.75出版社/メーカー: 新紀元…
12月24日発売、クリスマス・プレゼントに最適な(笑) 『ウォーハンマーRPG』の新作サプリメント『スケイブンの書』のプレビューが無料公開されています。 『ウォーハンマーRPG』の予備知識がほとんどなくても、楽しめる小話がたくさん紹介されています。 目…
12月25日に、恒例のホビージャパンでのD&Dコンベンションが開催されます。 主に『D&D第4版 スターター・セット』をフィーチャーしたシナリオがプレイされる予定ですが、急遽、『スケイブンの書――角ありし鼠の子ら』の発売に合わせ、『ウォーハンマーRPG』の…
告知が遅くなり、申し訳ありません。12月19日に第157回ゲーマーズ・フィールド・コンベンション(通称「年忘れコン」)が開催されますが、『ウォーハンマーRPG』のゲームマスターとして*1ゲスト参加させていただきます*2。 ゲーマーズ・フィールド・コンベン…
それでは、私はSF評論家でもありますので……。 Analog Game Studies最初の記事である蔵原大氏の「傷だらけの偉大な負け組に捧ぐ:「役割演技式競技」における「ヒーロー」とは何者であろうか?」http://analoggamestudies.seesaa.net/article/166819268.html …
新しいプロジェクト「Analog Game Studies」が始まりました。 アナログゲームの現場で創作や翻訳につとめるクリエイターたちと研究者/ファンが提携して情報発信をしていくための新しい場所です。ゲームとそれ以外との社会的要素(例えば教育や歴史学習など…
「SF JAPAN」2010年秋号の拙稿「柴野拓美のメソドロジー」につきまして、一点誤記がございました。 55ページ上から3段目、「コンピュータ時代の選挙と議会」の収録された〈宇宙塵〉一九四号の発行年が「一九七七」となっておりますが、正しくは「一九九七」…
「SF JAPAN」の柴野拓美特集号の見本誌が到着いたしました。 特集を通読して思いましたが、これは前代未聞の素晴らしく良心的な特集ですね! これ一冊で、日本SFの育ての父である、柴野拓美さんの仕事の全体像がうかがえるようになっております。 とりわけSF…
表題の通り『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)日本語版公式サイトにて、D&Dの第4版(最新版)のリプレイ「竜(ドラゴン)の予言に選ばれし者たち」の連載が始まりました。 D&Dとは、世界で最初のRPGのこと。1974年に発売されてからバージョン・アップと多…
12月2日ごろ、共著『サブカルチャー戦争 「セカイ系」から「世界内戦」へ』と題された評論集が、南雲堂から発売されます。 サブカルチャー戦争 「セカイ系」から「世界内戦」へ作者: 笠井潔,小森健太朗,飯田一史,海老原豊,岡和田晃,蔓葉信博,藤田直哉,渡邉大…
11月14日に開催された『ウォーハンマーRPG』オンリーコンベンションに参加し、『スケイブンの書』を活用したセッションのゲームマスターをやってまいりました。 当日は大阪から鈴木康次郎さんが来て下さったり、『Warhammer 40000 Dark Heresy』の卓が立つな…
ご好評をいただいていた『ウォーハンマーRPG』公式リプレイ「混沌狩り」、第3話「始まりの終わり」が日本語版公式ページからダウンロード可能になりました。 これで「ゲームジャパン」連載の「魔力の風を追う者たち」から続く全6回のキャンペーンが、無事完…
11月30日発売予定の「SF JAPAN 2010 Autumn」は、なんと柴野拓美特集です。SF Japan 2010 AUTUMN作者: SF Japan 編集部出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2010/11/30メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 15回この商品を含むブログ (2件) を見る 内容…
おかげさまで、11月7日のSF乱学講座「仁木稔と語る、歴史を動かした驚異の(擬似)科学」は大好評をいただきました。 しかも、今回は関東のみならず、神戸から後藤田一さんという若い(20代前半の)方が聴講すべくわざわざ駆けつけて下さいました。 彼が(講…
先日、Ghost Sound上で行ないました「真夜中のヒロイック・ファンタジー講義」の第2回を、ありがたくもまとめてくれた人がいます。 http://bit.ly/bfVHoe 文学としてのヒロイック・ファンタジーについてのノートになります。課題図書はB・クレイグ『いまわし…
来る12/24に、お待たせしました、『スケイブンの書』が発売される予定です。Amazon.co.jpで予約が開始しております。 『ウォーハンマーRPG』、1年半ぶりの新作でございます。 全国の善男善女の皆さま、聖なる夜の贈り物にはぜひ本書を! さもなければ、かの…
東京は高円寺にある飲食店「まんま みじんこ堂」さまにて、私たちが作成した文学同人誌「幻視社」4号を読むことができるようです。 http://minicomi.jimdo.com/%E9%81%8E%E5%8E%BB%E3%81%AE%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%9F%E4%BC%9A%E7%B4%B9%E4%BB%8B…
「終わりの会」の永田希さんが編集をされている同人誌「モダン・ラヴ」が、来たる第11回文学フリマ(12月5日)において頒布されます。 http://owari.tc/M/ その「モダン・ラヴ」に収録予定の「ブレインダンス・クラウドコア(インデックスによる戯れ——適応サ…
私は北海道旭川北高等学校英語科というところの卒業なのですが、第5回日本SF評論賞受賞に伴い、母校の方より『旭川北高図書館報「樹海」第1号 2010年5月7日(金)』掲載用に、在校生に向けてのメッセージの寄稿依頼をいただきました。ありがとうございます。 …
SFウェブジン「THATTA ONLINE」268号の「第49回日本SF大会 TOKON10 レポート」において、大野万紀さんによる「東京SF大全を通じてSF評論の意義を問い直す」の報告が掲載されています。 http://www.asahi-net.or.jp/~li7m-oon/thatta01/that268/tokon10.htm …
SF雑誌「科学魔界」の52号に寄稿させていただきましたが、同誌に掲載させていただいた拙稿のうち、P25上段、左から7行目、『ジャン=ジャックの自意識の場合』の作者名が「樺山光英」となってしまっておりますが、こちら、「樺山三英」の間違いです。編集の…
東條“野武士”慎生さん(id:king)が、RPG『ローズ・トゥ・ロード』の優れたレポートを書いて下さいました。 Close To The Wall:「『ローズ・トゥ・ロード』というRPGをやってみた」 http://d.hatena.ne.jp/CloseToTheWall/20101104/p1 彼と一緒に同人誌「幻…
『ウォーハンマーRPG』リプレイ「混沌狩り」第2話「尽きぬ悦楽」が、『ウォーハンマーRPG』日本語版公式ページに再録されました。 連載当時読むことが出来なかった方など、ぜひご覧いただければと思います。 いよいよ「混沌狩り」キャンペーンも佳境に入りま…
笙野頼子さんから、文庫版『金毘羅』をご恵贈いただきました。 まことに光栄です。 その際にGhost Soundの方で『金毘羅』にまつわるツィートを連発していたら、それらを「ショニ宣!」のモモチさんがまとめて下さいました。 http://shonisen.blog39.fc2.com/…
ニューウェーヴ/スペキュレイティヴ・フィクションのサイト「Speculative Japan」に、中国のSF作家・評論家たちとの交流会(2010年8月5日)のレポートを掲載いただきました。 何かしらお読みになる方にとって新しい知見をご紹介できていれば幸いです。 http…
お知らせです。第49回日本SF大会TOKON10が終幕してからはや2カ月。 TOKON10公式ブログ、SFマガジン、そしてスーヴェニアブックで展開された「東京SF大全」「東京SFビブリオ」のアフターサポートとして、「東京SFビブリオ 追補篇」が公開されました。 http://…
東京は八王子市で3カ月に1度ほどのペースで、ユーザー主体による『ウォーハンマーRPG』オンリーコンベンションが開催されており、私は毎回参加させていただいております。 『Children of the Horned Rat』日本語版の発売を記念したセッションを開催させてい…