2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「SF Prologue Wave」2019年1月20日号に、「Role&Roll」Vol.171の『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド「ケレスの宇宙マグロ」の紹介が掲載

日本SF作家クラブ公認ネットマガジン「SF Prologue Wave」2019年1月20日号に、「Role&Roll」Vol.171の『エクリプス・フェイズ』入門シナリオ&運用ガイド「ケレスの宇宙マグロ」の紹介が掲載されました。 prologuewave.com

共同通信に陣野俊史『泥海』の書評を寄稿しました

2019年1月24日に配信された共同通信の記事に、陣野俊史『泥海』(河出書房新社)の書評「「事件」の痛み探る試み」を書きました。全国の地方紙に掲載されていきます。見かけたら、ぜひ教えてくださいませ。 泥海 作者: 陣野俊史 出版社/メーカー: 河出書房新…

「TH(トーキング・ヘッズ叢書)No.77 夢魔~闇の世界からの呼び声」に寄稿しました。

「TH(トーキング・ヘッズ叢書)No.77 夢魔~闇の世界からの呼び声」が月末に発売となります。 私は特集にあわせて論考「「夢」を成立させる空間の構築 エドワード・ルーカス・ホワイト『ルクンドオ』」、および川勝徳重『電話・睡眠・音楽』と『D・G・ロセ…

「鹿首」13号に「〈死〉を内包した北方性から 天草季紅『ユーカラ邂逅 アイヌ文学と歌人小中英之の世界』評」を寄稿

研生英午さんの編集する詩・歌・句・美の共同誌「鹿首」13号に招待いただき、「〈死〉を内包した北方性から 天草季紅『ユーカラ邂逅 アイヌ文学と歌人小中英之の世界』評」を寄稿しました。6ページにわたって、短歌と現代詩、「アイヌ文学」の交錯する地点を…

『骨踊り 向井豊昭小説選』が出ます

『骨踊り 向井豊昭小説選』の予告が出ています。640ページという大著になりますが、『鳩笛』は限定500部、出ても古書で5万円ほど、「脱殻」は現存1部。ヌーヴォー・ロマンに学んだテクニカルな後期作も収めます。技法は東條慎生さん・山城むつみさんとの鼎談…

週間「読書人」2019年1月18日号に、巽孝之『パラノイドの帝国』書評を寄稿

週刊「読書人」2019年1月18日号に、巽孝之『パラノイドの帝国 アメリカ文学精神史講義』(大修館書店)の書評「マニエリスムとしてのSFで反知性主義的な現実を解毒する」を寄稿しました。 パラノイドの帝国 作者: 巽孝之 出版社/メーカー: 大修館書店 発売日…

三人が、読む!~お題:『白石かずこ詩集成 Ⅰ』(書肆山田)

シミルボンで新企画が始まりました。「三人が、読む!」と題し、特定のテキストを徹底的に読んでいきます。 今回の面々は、黒澤俊邦さん(シミルボン編集部員・詩人)・田中里尚さん(文化学園大学准教授、文化史家・評論家)になります。 shimirubon.jp

『ブラマタリの供物 クトゥルフ神話ブックゲーム』(新紀元社)発売記念イベント

以下のリンク先からお申込みください! 2019/2/1(金)19:00〜『ブラマタリの供物 クトゥルフ神話ブックゲーム』(新紀元社)発売記念イベントフーゴ・ハルと語る、ゲームブック/ブックゲームの楽しみ方/つくり方(聞き手:岡和田晃) クトゥルフ神話ブッ…

『日本現代卓上遊戯史紀聞 [1b]安田均/補遺』発売!

テーブルゲームファンフェスタ2018「日本のゲーム史」パネルの記録が『日本現代卓上遊戯史紀聞 [1b]安田均/補遺』(ニューゲームズオーダー、電子書籍、聞き手:岡和田晃)として発売になりました。なんと250円です! ・Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/…

旭川文学資料友の会編「友の会通信」第22号に「旭川文学私稿」を寄稿

旭川文学資料友の会編「友の会通信」第22号(NPO法人である同会の機関紙)からの依頼原稿「旭川文学私稿」。5面全体にわたり、故郷の記憶と風土について語りました。なぜ文藝批評とゲーム作家の両方をやっているか、これを読めばわかります。 ここにも書きま…

「図書新聞」2019年1月19日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四七回 シニシズムの連鎖を切断し、「男尊左翼」の傲慢をも退ける勇気」を寄稿

「図書新聞」2019年1月19日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四七回 シニシズムの連鎖を切断し、「男尊左翼」の傲慢をも退ける勇気」を寄稿しました。辺野古への土砂投入、『日本国紀』、千葉×三浦対談のLGBT差別、落合×古市対談の優生学、笙野頼子への異…

「図書新聞」2018年12月15日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四六回「「故郷」と「未来」の足場を揺るがす、「無責任の体系」の永劫回帰」が掲載

「図書新聞」2018年12月15日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四六回「「故郷」と「未来」の足場を揺るがす、「無責任の体系」の永劫回帰」が掲載されました。今回は泊原発再稼働論への批判と、『北電への手紙』(マルコ出版)の再評価から始まり、以下の…

「図書新聞」2018年11月24日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四五回 「政治」がもたらすリミッターの解除を、押し返すための「いかれころ」」が掲載

「図書新聞」2018年11月24日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四五回 「政治」がもたらすリミッターの解除を、押し返すための「いかれころ」」が掲載されました。今回は引き続き小川榮太郎の性差別から議論を始め、「リベラル」でも乗っかってしまう「女…

「図書新聞」2018年10月20日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四四回 既存の「文学」が正面からの対峙を避けてきた領域の顕在化」を寄稿

「図書新聞」2018年10月20日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四四回 既存の「文学」が正面からの対峙を避けてきた領域の顕在化」を寄稿しました。今回は、東京医大で女子受験者の点数が一律減点されていた差別事件と、「新潮45」の特集「そんなにおかし…

「図書新聞」2018年9月15日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四三回 身体感覚を突き詰めて世界の全体性を記述する、リトルマガジンの出発点」が掲載

「図書新聞」2018年9月15日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四三回 身体感覚を突き詰めて世界の全体性を記述する、リトルマガジンの出発点」が掲載されました。今回は杉田水脈のLGBT差別発言、国連での小野寺まさるのアイヌ否定などを批判しつつ、以下の…

「図書新聞」2018年8月10日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四二回 大量処刑という現実が露わにする歴史の断層」が掲載

「図書新聞」2018年8月10日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四二回 大量処刑という現実が露わにする歴史の断層」が掲載されました。岡和田晃は、オウム真理教の元幹部十三人の死刑執行に、「赤坂自民亭」や津久井やまゆり園事件2周年が被せられたことを…

2018年12月の仕事

・【批評】「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四六回「「故郷」と「未来」の足場を揺るがす、「無責任の体系」の永劫回帰」(「図書新聞」2018年12月15日号)・【イベント】「TRPGサークル幻界堂2018年忘年会」にゲスト参加。(12月8日、於:ボードゲームバー・…

2018年11月の仕事

・【批評】「先行研究の博捜と原文に忠実な翻訳が示した解像度の高い一冊――性を異にする複数名義で書かれた小説群をセットで紹介――『夢のウラド フィオナ・マクラウド/ウィリアム・シャープ幻想短編集』書評」(「図書新聞」2018年11月10日号)・【イベント…