2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「図書新聞」2021年8月7日号で、コティングリー妖精事件関連の特集に「ナイトランド・クォータリー」増刊号の紹介を寄稿

発売中の「図書新聞」2021年8月7日号では、コティングリー妖精事件関連の特集が組まれています。下楠昌哉さん(同志社大学文学部教授)による記事、岡和田晃(「ナイトランド・クォータリー」編集長)のNLQ増刊号の紹介(「文学の王道としての妖精文学を再考す…

『ウォーハンマーRPG スターターセット』(ホビージャパン)が、8月31日頃発売

私が翻訳参加した『ウォーハンマーRPG スターターセット』(ホビージャパン)が、8月31日頃発売。Amazonや各種ゲームショップで予約開始されています。簡易ルール、作成済みキャラクター、ダイス、トークン、ユーベルスライクの街のガイド、シナリオ10本等が…

リチャード・シドル『アイヌ通史』(マーク・ウィンチェスター訳、岩波書店)が発売

本日、リチャード・シドル『アイヌ通史』(マーク・ウィンチェスター訳、岩波書店)が発売になります。『アイヌ民族否定論に抗する』その他で言及されていた本で、マーク・ウィンチェスターさんによる、渾身の翻訳。原著を読んでいますが、これまでのアイヌ…

「TH(トーキング・ヘッズ叢書)No.87」に、マリオ・プラーツ小論および「山野浩一とその時代(16)」、『あだちひろしの頭の中』レビューを寄稿

「TH(トーキング・ヘッズ叢書)No.87 はだかモード〜はだける、素になる文化論」が7/28ごろ発売。私は特集で「『肉体と死と悪魔』と『生の館』が赤裸々に語る〜マリオ・プラーツ小論」、連載「山野浩一とその時代(16)/「中三時代」連載漫画『怒りの砂』…

「ナイトランド・クォータリー」増刊号「妖精が現れる!〜コティングリー事件から現代の妖精物語へ」が2021/7/30頃に発売

僭越ながら私が編集長をしております「ナイトランド・クォータリー」の増刊号「妖精が現れる!〜コティングリー事件から現代の妖精物語へ」が、2021/7/30頃に発売です! 翻訳はパトリシア・マキリップ、タニス・リー、ジェフリー・フォード、マンリー・W・ウ…

7月25日の「生きている妖精 コティングリー妖精事件」(シアターセブン)

6月と7月、「ナイトランド・クォータリー」増刊号にあわせたオンラインセッションをすでに開始し、どちらも20~25名ほどの参加者が集まるなど、好評でした。 7月25日、大阪のシアターセブンで開催されるイベントに、Zoomにてゲスト参加します。会場では、「…

「GMウォーロック」Vol.2、「ゾルのモンスター迷宮」の特設サイト

「GMウォーロック」Vol.2、「ゾルのモンスター迷宮」の特設サイト(誌面のQRコードからジャンプできます)に、6体のサンプル・キャラクターに加え、ルールサマリーも設置されました。これでルールブックをお持ちでなくとも、気軽にプレイできてしまいます。 …

詩誌「壘」Vol.9に、「非常勤の淫売——薔薇十字に刻まれた、めくるめく加藤郁乎への戯論の註釈の序文」が掲載

詩誌「壘」Vol.9に、新作の形而上詩「非常勤の淫売——薔薇十字に刻まれた、めくるめく加藤郁乎への戯論の註釈の序文」が掲載されました。『ニルヴァギナ』(1971)への応答作品です。

「図書新聞」2021年7月24日号の2021年上半期読書アンケートに参加

「図書新聞」2021年7月24日号は、2021年上半期読書アンケート。岡和田晃は、以下の3点を取り上げました。詳しいコメントは紙面をご参照ください(1面です)。 ・小正路淑泰『堺利彦と葉山嘉樹――無産政党の社会運動と文化運動』(論創社)・イェンス・ピータ…

翻訳家による「はじめて出会う世界の絵本」の選書に参加

翻訳家による「はじめて出会う世界の絵本」の選書に参加しました。 『よあけ』(ユリー・シュルヴィッツ作・画 瀬田貞二訳 福音館書店)を選び、以下のコメントを寄せました。 よあけ (世界傑作絵本シリーズ) 作者:ユリー・シュルヴィッツ 株式会社 福音館書店…

「FT新聞」に、「ヴァンパイアの地下堂」リプレイ、「『ウォーハンマーRPG』を愉しもう! Vol.12」が掲載

2021年7月11日配信の「FT新聞」No.3091に、齊藤(羽生)飛鳥さんによる、『トンネルズ&トロールズ』完全版の小説リプレイ、「ヴァンパイアの地下堂」(拙訳、『コッロールの恐怖』所収)編が掲載されています。高レベル用ホラー・アドベンチャーをご堪能あれ!…

『ウォーハンマーRPG』(第4版)日本語公式サイトより「ライクランドに冒険あり!」が無料ダウンロード可能に

『ウォーハンマーRPG』(第4版)日本語公式サイトより、アドベンチャー・フック集「ライクランドに冒険あり!」が無料ダウンロード可能になりました 。 ルールブックのワールドガイドに接続できるシナリオソース集です。 先に出た「ライクランドの建築」は原書…

「潮流詩派」266号に、詩「勾配と火藥――桜井勝美『ボタンについて』に」と、プロレタリア詩「ゴミ」が掲載

詩誌「潮流詩派」266号(2021.7)は短詩特集です。私は形而上詩「勾配と火藥――桜井勝美『ボタンについて』に」と、核のゴミと地方の切り捨ての問題を扱ったプロレタリア詩「ゴミ」を寄稿しました。同一人物による形而上詩とプロレタリア詩が同じ誌面を飾るの…

「GMウォーロック」vol.2に、『トンネルズ&トロールズ完全版』ソロアドベンチャー「ゾルのモンスター迷宮」が掲載

7月17日発売と、間近に迫った「GMウォーロック」vol.2に、『トンネルズ&トロールズ完全版』対応、伝説のソロアドベンチャー「ゾルのモンスター迷宮」(ケン・セント・アンドレ)が、拙訳にて一挙掲載。苛烈な戦闘を生き延び、ダンジョンをマッピングせよ! …

『新・日本現代詩文庫154 清水博司詩集』(土曜美術社出版販売)の解説を書きました

『新・日本現代詩文庫154 清水博司詩集』(土曜美術社出版販売)が刊行されました。1987年からの、入手困難なものを含んだ既刊詩集4冊(初期2冊は全編収録)に詩集未収録詩篇・評論と、詩人のこれまでの軌跡のほぼ全貌が掴めます。僭越ながら私は解説を寄せ…

「図書新聞」2021年7月17日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第七七回 殺しの祭典を追認するナラティヴを根底から変革させていくために」が掲載

発売中の「図書新聞」2021年7月17日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第七七回 殺しの祭典を追認するナラティヴを根底から変革させていくために」が掲載されています。今号は東京五輪へ対抗するための主体的な判断のナラティヴが拡散してしまう現状を批判し…

「SF Prologue Wave」に新作紹介『ナイトランド・クォータリー vol.25 メメント・モリ〈死を想え〉〜病疾(えやみ)に蠢く死の舞踏』【付:特別コラム】が掲載

「SF Prologue Wave」とのコラボ企画で、NLQの紹介のみならず、特別コラムを読むことができます! 新作紹介『ナイトランド・クォータリー vol.25 メメント・モリ〈死を想え〉〜病疾(えやみ)に蠢く死の舞踏』【付:特別コラム】岡和田晃 sfwj.fanbox.cc

詩人・田中さとみさんの特別講義&朗読、採録

2021年4月28日、東海大学文芸創作学科の岡和田晃の幻想文学・SF論の講義内で、詩人の田中さとみさんをゲスト講師としてお招きし、朗読と対談を行いました。Twitterに発表していたものを、以下に採録します。 note.com

2021年7月1日配信の「FT新聞」No.3081に「『ウォーハンマーRPG』を愉しもう! Vol.11」が掲載

第4版ルールブックのPDF版、新作の発売と話題沸騰中ですが、2021年7月1日配信の「FT新聞」No.3081に「『ウォーハンマーRPG』を愉しもう! Vol.11」が掲載。オウガの解説です。新作「ライクランドの建築」に出てくる建物をオウガに守らせ、あるいは襲撃させまし…

『ウォーハンマーRPG ルールブック』第4版のPDF版、および新作「ライクランドの建築」が発売

『ウォーハンマーRPG ルールブック』(第4版、ホビージャパン)の電子版(PDF版)が、コノスより販売開始です。 海外RPGの翻訳作品が、電子版として日本のベンダーで販売されるのは珍しく、先駆的な試みです。今後のRPG展開をも占うと思いますので、ぜひご活…

「詩と思想」2021年7月号に論考「小熊秀雄研究の一世紀」を寄稿

発売されたばかりの「詩と思想」2021年7月号は小熊秀雄特集です。私は論考「小熊秀雄研究の一世紀」を寄せています。6ページにわたり、既存の小熊研究を、できるだけ網羅的かつ系譜的にサーヴェイしたもの。これからの展望も語っています。お役立ていただけれ…