世界内戦下の文芸時評

「図書新聞」2016年9月10日号に「〈世界内戦〉下の文芸時評」の第一九回「事実として復讐する、無意識の欲望が向かう先」を寄稿しました。

現在、全国の書店で入手できる「図書新聞」最新号に、連載の「〈世界内戦〉下の文芸時評」第一九回「事実として復讐する、無意識の欲望が向かう先」を寄稿しました。今回はイギリスのEU離脱からはじめて、以下の作品を取り上げています。コンビニでも有償プ…

「図書新聞」2016年8月13日号に「〈世界内戦〉下の文芸時評」の第18回「優生学的な暴力に立ち向かうための声と論理」が掲載

発売中の「図書新聞」2016年8月13日号に、連載〈世界内戦〉下の文芸時評、第18回「優生学的な暴力に立ち向かうための声と論理」が掲載されています。今回はフロリダの銃乱射事件と相模原市の障害者殺傷事件という二つのヘイトクライムに絡めつつ、以下の作品…

「図書新聞」2016年6月11日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第16回 ヒストリオグラフィーからメロドラマ性を剥ぎ取る、直喩としての建築」を寄稿しました。

「図書新聞」2016年6月11日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評」の第16回「ヒストリオグラフィーからメロドラマ性を剥ぎ取る、直喩としての建築」を寄稿しております。前回に続く形で、ヘイトスピーチ解消法の成立から切り込んでおります。電子版もアクセスで…

「図書新聞」2016年5月21日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第15回 文学を脱政治化する、「別の政治」を可視化する試み」が掲載されています。

ブログでの告知が遅くなりましたが、「図書新聞」2016年5月21日号に「〈世界内戦〉下の文芸時評 第15回 文学を脱政治化する、「別の政治」を可視化する試み」と題し、目取真俊の不当逮捕やヘイトスピーチ法案に絡めまして、以下の作品を取り上げています。電…

「図書新聞」4月9日号に「〈世界内戦〉下の文芸時評」第14回「匿名という転倒した公共性は、いかなる回路へと通じているか」が掲載されています。

早いところでは昨日から入手可能な「図書新聞」4月9日号に「〈世界内戦〉下の文芸時評」第14回「匿名という転倒した公共性は、いかなる回路へと通じているか」が掲載されています。電子版もありますので、ご利用ください。例の「保育園落ちた日本死ね!!!…

「図書新聞」2016年3月12日号に連載「〈世界内戦〉下の文芸時評 第13回 ローカリティの反美学、「結局は死んでしまった未来」の反復」が掲載されました。

「図書新聞」に連載中の文芸時評ですが、連載一年目を終了、しばらく続投と相成りました。ごまめの歯ぎしりでも、何かを変えられるかもしれない。そう思って、引き続き戦って参ります。電子版でも入手できますので、ご支援をよろしくお願いします。というわ…

「図書新聞」2016年02月13日号に、連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」の第12回「既存の文芸誌的コードから離れ、世界の本来的な複雑さを語るために」が掲載されました。

早いところでは本日から入手できる「図書新聞」2016年02月13日号に、連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」の第12回「既存の文芸誌的コードから離れ、世界の本来的な複雑さを語るために」が掲載されています。 タイトルがすべてを物語っていますが、連載一周年を…

「図書新聞」2016年1月16日号に「〈世界内戦〉下の文芸時評」第11回 拡散するテロルと屹立する国家、闇に対置されるべき倫理の構造」が掲載されました。

新年第一弾に入稿した「〈世界内戦〉下の文芸時評 第11回 拡散するテロルと屹立する国家、闇に対置されるべき倫理の構造」が、発売中の「図書新聞」2016年1月16日号に掲載されています。電子版もありますよ。取り上げた作品は以下のとおり。 ・大道寺将司『…

「図書新聞」連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」電子版

「図書新聞」に連載中の「〈世界内戦〉下の文芸時評」には、電子版があります。以下がそのアドレスとなりますが、なかには無料で読めるものもあります。時評ならではの、その月を貫く「軸」がはっきり可視化されるようなスタイルを心掛けております。心を鬼…

「図書新聞」12月12日号に連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」第10回「「均質な空間」をサクリファイスする、世界観構築とその物象化」が掲載されました。

早いところでは本日から入手できる「図書新聞」2015年12月12日号に、連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」の第10回、「「均質な空間」をサクリファイスする、世界観構築とその物象化」が掲載されました。取り上げた作品は以下となります。 ・季村敏夫「飯舘村の…

「高橋実の本棚」で文芸時評が紹介されました。

「高橋実の本棚」にて、「〈世界内戦〉下の文芸時評」第8回「遍在する「繕うべき綻び」を暴き立てる神話的なアプローチ」が紹介されています。高橋実さんの最新小説集『枝雪弾く』を取り上げたからですね。ありがとうございます。 高橋実さんの小説『雪残る…

「図書新聞」2015年11月14日号に「〈世界内戦〉下の文芸時評 第9回 虐殺の言語学と、批評が取り組む「来るべき未来の病」」が掲載されています。

本日発売される「図書新聞」2015年11月14日号に「〈世界内戦〉下の文芸時評 第9回 虐殺の言語学と、批評が取り組む「来るべき未来の病」が掲載されています。どうぞご笑覧ください。取り上げた作品は以下の通り; ・入江公康「屍を乗り越えて進む非常勤――非…

「図書新聞」2015年10月17日号に連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」第8回「遍在する「繕うべき綻び」を暴き立てる神話的なアプローチ」が掲載されています。

現在、書店に並んでいる「図書新聞」2015年10月17日号に、連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」の第8回「遍在する「繕うべき綻び」を暴き立てる神話的なアプローチ」が掲載されています。取り上げた作品は、以下。 ・筒井康隆「モナドの領域」(「新潮」) ・ア…

「図書新聞」2015年9月19日号に連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」第7回「模造された歴史に向き合う「観念連合の飛躍」」を寄稿しました。

早いところでは本日から入手可能な「図書新聞」2015年9月19日号に連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」第7回「模造された歴史に向き合う「観念連合の飛躍」」を掲載いただいています。 冒頭は安倍談話批判にはじまり……以下、言及した作品。 ・「緊急企画 安全保…

「図書新聞」2015年8月15日号に「〈世界内戦〉下の文芸時評 第6回 戦後70年、日常化した「内なる植民地」」が掲載されています。

「図書新聞」2015年8月15日号に連載「〈世界内戦〉下の文芸時評 第6回 戦後70年、日常化した「内なる植民地」」が掲載されています。今回は、芥川賞(第153回)批判をマクラとし、以下の作品に言及しています。 すでに書店に並んでおりますので、お手にとっ…

「図書新聞」2015年7月11日号に、連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」の第5回「ブロックバスター化した「現実感覚」から「サボタージュの哲学」へ」が掲載されています。

「図書新聞」2015年7月11日号に、連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」の第5回「ブロックバスター化した「現実感覚」から「サボタージュの哲学」へ」が掲載されています。 取り上げたのは、以下の作品となります(言及順)。バックナンバー、電子版もよろしくお…

「図書新聞」2015年6月20日号に、連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」の第4回「「選択と集中」がもたらす暴力を脱臼させる理論武装」が掲載されています。

「図書新聞」2015年6月20日号に、連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」の第4回「「選択と集中」がもたらす暴力を脱臼させる理論武装」が掲載されています。 取り上げた新作は、以下となります。バックナンバー、もしくは電子版をアクセスしていただけましたら。…

「図書新聞」2015年5月9日号に、連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」第3回「翻訳不可能ながらも、代替可能な現実とは何か」が掲載されています。

昨日の植民地文化学会は80名以上の人がいらっしゃり、会場は満員でした。ありがとうございました! 来場者の方のレポートがこちらに。報告内容は、来年の学会誌「植民地文化研究 資料と分析」に掲載されると思います。 慌ただしく、最近の仕事が紹介できてお…

「図書新聞」2015年4月11日号に連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」第2回「資本主義の臨界点と「動物」的な人間」を寄稿しました。

ブログでの告知が遅れましたが、「図書新聞」2015年4月11日号に、連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」第2回「資本主義の臨界点と「動物」的な人間」を寄稿しました。 今回取り上げたのは……ジョナサン・リテル「「人質交渉拒否」では政策と呼べない」(「すばる…

「図書新聞」で連載〈世界内戦〉下の文芸時評を開始します。

3月7日発行の「図書新聞」第3198号(2015年3月14日号)で連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」を開始します。 第1回は「人を「笑いながら殺せと叫ばせる」もの」。 以前同紙では、神山睦美さん(『二十一世紀の戦争』所収、思潮社)や池田雄一さん(図書新聞サ…