本ブログの方針につきまして


 ようこそ、いらっしゃいました。わざわざ本エントリを閲覧していただいた、あなたとのご縁を大切にしたいと思っております。
 ここ「Flying to Wake Island」は、Thornこと岡和田晃の個人ウェブログです。
 お手数ですが、まずは、こちらの活動方針をご覧いただけましたら幸いです。


●活動方針(2015/10)


□1、雑誌などの商業媒体、創作や批評の受け皿となるような媒体で書かれた記事の紹介。
□2、商業媒体、あるいは創作や批評の受け皿となるような媒体で書かれた記事の補足やTIPS、誤植訂正(エラッタ)の記載。
□3、広義のノートや論考の再録。
□4、中傷記事への反論。


 岡和田晃は商業媒体で記事を書くライターをしております。本ブログではそれらの記事の紹介を、「告知」という括りで行ないます。ただし、原則として版元によるオフィシャルな発表ではないので、ご注意下さい。
 他の多くのライターと同様に、岡和田晃は商業媒体や創作や批評の受け皿となるような媒体で書かれた作品に、より重きを置いて執筆活動を行なっています。
 ブログの記事よりも、そちらに発表されたものの方が、客観的に見てリーダビリティが高く、推敲が行き届いていると言えます。
 そのため、たとえご面倒でも、まずは実際に商業媒体に発表された作品をご覧になることを強くお勧めいたします。
 その他、商業記事のサポートや、中傷記事への反論を個人として記載することもあります。


■批評的スタンスについて。

 当ブログに私は「感想・レビュー的な、既存の作品の文脈に寄り添った紹介記事」よりは、「既存の作品を通して何を考えたのか、その思考のプロセスを掲載すると言う意味での批評的な記事」を書くことが多いと思います。なぜ後者に属する文章を書くかというと、特定の記事をザッピングして、上っ面をなぞるような読み方をするのではなく、きちんと文脈を通した文章を提示することで、書き手の内在的論理を感じ取ってほしいと思っているからです。
 そもそもインターネットとは、主に特定の情報を検索して引用するための場所として使われていると思います。もちろん、そうした使われ方も重要なものではありますが、かつて紙媒体の単行本などに求められていた「批評行為を介して自分の意見を開陳し、ひいては作品そのものの『読み』の提示を通じて、新たな価値を創造する」ための場所というものも必要なのではないかという思いが私にはあります。そして、この日本ではそういう場所がどんどん失われているとも同時に感じています。
 たとえ直接の問題解決には到らずとも「こういうことを考えている人間がいる」ということを示すことで、洞察を与えられるような、あるいは価値を(追認ではなく)創造(あるいは復権)できるような執筆活動をしたいと思うのです。
 そのためには、安易に批評対象に圧倒されず、「食われてしまう」ことを避けなければなりません。概して批評的な文章は「上から目線」に見えることがままあります。「空気を読まない」ように見えてしまうこともあるでしょう。けれども、これは批評対象に喰われないための措置であり、ジャンルをまたぐための措置でありまして、決して他意はありません。
 また、私は積極的に先人の文献などを参照し言及しますが、それは先人に敬意を払うとともに、議論や論考の多くがすでに思考されたものごとの縮小再生産に終わるという不毛をできるだけ避けたいと思ってのことです。ご理解をいただけましたら幸いです。
 なお、各種発言については、特に断り書きがない限りは、所属団体の公式声明ではなく、あくまでも個人としての発言になります。これに関しては、ブログのサイドバーに引用が載るTwitterについても同様です。


●但し書き


※コメント欄は承認制です。目に余るコメントは、予告なしに削除することがあります。

※特に断りない限り、記事や発言は版元や所属団体の公式見解ではなく、岡和田晃個人のものとさせていただきます。

※商業媒体や所属組織に関するご質問などには、こちらでお答えすることはできません。あらかじめご了承のほどをお願い申し上げます。

※本ブログ内の記事の著作権は放棄されておりません。

※記事の表現は、より適したものに随時、修正を行ないます。掲載期間が過ぎたと判断した記事を削除することもあります。


●補足事項


 本ブログで話題に挙げられる「ロールプレイングゲーム」について、また、なぜゲームが広義の物語と関わりがあるのか、その関係性に関心のある方は、拙著『アゲインスト・ジェノサイド』、

ガンドッグゼロ リプレイ アゲインスト・ジェノサイド (Role&Roll Books) (Role & RollBooks)

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をご覧下さい。
 どうぞ、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。

(イラスト:見田航介