魔界の地下迷宮


魔界の地下迷宮―グレイルクエスト〈03〉 (Adventure Game Novel―グレイルクエスト)

魔界の地下迷宮―グレイルクエスト〈03〉 (Adventure Game Novel―グレイルクエスト)

 インパクト強すぎか(笑)
 2006年4月の前作から、2年8ヶ月ぶりの新刊ですよ!

 
 あ、これ、最高にCOOLなJ・H・ブレナンゲームブックです。入りやすい作品なので、ぜひ読んでみて下さい。
 世間では、ゲーム的リアリズムなんて言葉が流行っているようですが、流行の言葉を借りれば、さしずめこの本はゲーム的マジック・リアリズムゲーム的リアリズムなんていうくだらないものより、面白さは当社比20倍。
 ゲームの形をとった、すぐれたマジック・リアリズム文学です。
 いや、これはまじめな話で、僕は「自然主義的リアリズム」をあれこれ批判しようとするのならば、まずはその前にマジック・リアリズムこそを考えるべきだと思うのですよ。
 「自然主義」というのは観念の言葉、言うならば誤謬です。というか自然って何? そんなのわからないでしょ。それゆえ自然⇔ゲームなんていう単純な二項対立はできないわけです。
 自然は混沌としてて、わけがわかりません。科学はそのわけのわからなさを測るひとつのものさしでした。しかし、自然を見る人間そのものの眼というものも、またあります。例えばゲーテは人間というアプローチから自然に接近しました。人間の生身から、わからないところからこそ、考える必要があるというわけです。
 そうした、リアリズムとゲームの関係を考えるうえでの最良のテクストのひとつが、このブレナンの本だと僕は思っています。


 そもそもブレナンって誰? という方は、こちらをご覧下さいまし。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/tokeneko/dungeon/14_grailquest.htm
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Domino/4314/top.htm

 HUGO HALL氏による

ソード社のサカイ氏によりますと、

11/26に各取次さんに搬入手続きをしたものの、

書店に出回るのは12/10くらいになるそうで

ございます。

 との書き込みが某所の掲示板でなされておりましたが、ショップ(ゲームショップ)によってはもう出回っているところもあるらしい。
 やられたぞ、ピップ! 探しに行かなければ!