彼女と封切り日に見に行った。伝説のドイツ赤軍の映画だ。ルフトハンザのハイジャックを知らないか?
実はバリバリの左翼映画……というわけではぜんぜんない。実際に撃たれた銃弾の数まで再現した、徹底的なリアリズム。どうもスクリプトに切断があるように思える場面もないではないが、そこにもある種の必然を感じる。
何より、銃撃のリアル、市街戦のリアルさに驚愕した。銃を撃たれて、震えて、死ぬ。念のためトドメを刺す。そのタイミング、その迫力といったら!
『ガンドッグゼロ』では、人間はアーマーを付けずとも体だけで装甲値が5あるのだけれども(笑) 映画でも実際、撃たれてもなかなか死なないのだ。戦闘のリアルがちゃんと再現されている。
市街戦とは何かを学ぶ最高の映像資料!
東京だと渋谷のみで単館上映。なんと8/2まで。マジかよ!延長されたようです! 今のうちに行っとけ!
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