第157回ゲーマーズ・フィールド・コンベンションで『ウォーハンマーRPG』のゲームマスターを担当させていただきました。

 昨年2010年12月19日の第157回ゲーマーズ・フィールド・コンベンション(通称「年忘れコン」)において、『ウォーハンマーRPG』のゲームマスターを担当させていただきました。
 今回は『スケイブンの書』発売記念ということで、『スケイブンの書』をフル活用したセッションを行なってみました。そう、プレイヤーは鼠人間ことスケイブンを担当するのです! 『トンネルズ&トロールズ』に『モンスター! モンスター!』という、モンスター側で遊ぶサプリメントがありましたが、それにイメージが近いかもしれません。
 お一人でも嫌そうな顔をしている人がいたらやめようかと思ってましたが、大丈夫そうでしたので決行することができました。ありがとうございます。

 まず最初に、オールド・ワールドという世界観の色調、そしてスケイブンの歴史(あるいはスケイブンから見た歴史)やスケイブンの習性を軽く説明しながら、ダイスを振って自分がどんな鼠ちゃんを演じるのか決めていく作業は、悲喜こもごも、たいそうな盛り上がりを見せました。
 特に『スケイブンの書』でスケイブン・キャラクターを作成すると、まず最初に1d10で生まれを決めるのですが、なんと戦士階級のブラック・スケイブン(偉丈夫鼠)を引いたプレイヤーの方がいらっしゃいました! 実は私がゲームマスターをつとめたセッションで、ブラック・スケイブンを引いた人は初めてです(笑)

 セッションの概要をざっと説明しますと、エンパイアの南の要、砲術大学校で知られる都市ナルンの地下に生まれた若きスケイブンたちが、グレイ・シーアのめちゃくちゃな指令に振り回されつつ、お互い腹を読み合いながら成長していくというサクセス・ストーリー(笑)
 下水道調査隊員たちとの戦闘、ナルンの砲兵大学校の精鋭たちとの銃撃戦、ナルンの市街の調査、最後には怒涛の大乱戦など、すさまじい展開でしたが、まさに和気あいあい。何よりスケイブンのロールプレイが素晴らしい! そして、『ウォーハンマーRPG』の醍醐味である転職や成長もご堪能いただきました。
 拙い説明になってしまった部分もあるかと思いますが、参加者の皆さまのおかげで充実したセッションにできました。

 これでコンベンションでスケイブン卓を立てるのはかれこれ5回目になりましたが、毎度ながら皆さん、本当に楽しそうにプレイされます。
 今回も予定の5名は欠席なしの満卓。
 『ウォーハンマーRPG』初心者の方もいれば、ルールブックをずっしり持ってきて下さったお客さまも複数いらっしゃったうえ、その場で『スケイブンの書』を購入下さった方もいらっしゃいました。
 皆さんにご満足いただけてGM冥利に尽きる次第です。

 トークショーでは、『スケイブンの書』のすばらしさを全身全霊で、そしてD&Dのリプレイ『竜の予言に選ばれし者たち』について熱く語らせていただきました。皆さんのリアクションがよくて嬉しかったです。

 来場者の皆さん、関係者の皆さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!