「SFマガジン」2011年9月号にジーン・ウルフ論を書きました。

　お知らせです。「SFマガジン」2011年9月号に、巽孝之さま監修の《現代ＳＦ作家論シリーズ》第八回といたしまして、ジーン・ウルフ論「救済なき救済の相（かたち）――《新しい太陽の書》小論」を掲載いただきました。表紙に名前も出していただいております。

　監修の巽孝之さん、SFセミナー2011のウルフ・パネルの皆さん、助言をいただいた渡邊利道さん、本当にありがとうございました。

　また、かつてジーン・ウルフについて試論を書いていた際に、らっぱ亭さまには貴重なご教示をいただいたものでした。感謝いたします。第4回日本SF評論賞の最終審査において、拙ジーン・ウルフ論をご講評くださいました選考委員の皆さまには、改めてお礼を申し上げます。ようやくここまで来られました。

　なお個人的に感慨深かったのは、ディレイニーの『時は準宝石の螺旋のように』と、隣り合わせになれたことです。幸せです。

S-Fマガジン 2011年 09月号 [雑誌]

新しい太陽のウールス (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-9)