学術出版社・未來社のPR誌「未来」2012年8月号が頒布されています。私は連載「向井豊昭の闘争」の第8回「「和人史」からヌーヴォー・ロマンへ」を掲載いただきました。
・形という生命――ミケル・バルセロとともに 小林康夫
・“Let It Be”の意味 デラシネ備忘録 31 町田幸彦
・二人のマリオから受けたダブルパンチ ドイツと私 48 永井潤子
・アビシニアの〈政治的痙攣〉 付・使節団のイタリア派遣 書簡で読むアフリカのランボー 15 鈴村和成
・身体を主語においたユートピアへ向けて 沖縄からの報告 30 桃原一彦
・《新連載》〈エリオット人気〉 『キャントーズ』を読む エズラ・パウンドを求めて 1 中上哲夫
・「和人史」から、ヌーヴォー・ロマンへ 向井豊昭の闘争 7 岡和田晃
・「出版文化再生ブログ」から 2 西谷能英
今回は連載の転回点にあたる内容で、ついに平岡篤頼、蓮實重彦が登場。後半ではアーカイブ掲載「千年の道」と、向井豊昭の歴史小説「寛文蝦夷の鳥」などにも触れております。
なお、大手町にある丸善の丸の内オアゾ店、およびJR札幌駅前の紀伊國屋書店等にも「未来」は入荷している模様です。