「北海道新聞」2015年8月21日夕刊に「現代北海道文学論」第5回「桜木紫乃――「ごくふつう」の生を肯定する」(渡邊利道)が掲載されました。

 日本SF大賞最終候補作となり、星雲賞参考候補作にもなった『北の想像力』ですが、そのコンセプトを受け継いだ連載を「北海道新聞」夕刊で月1回のリレー連載という形にて展開開始しています(2015年4月21日の「北海道新聞」夕刊より)。「現代北海道文学論 「北の想像力」の可能性」と題し、「北海道文学」の特質や可能性を新たな視点で捉え直すという連載です。

 第5回は渡邊利道さんが「桜木紫乃――「ごくふつう」の生を肯定する」と題し、桜木紫乃が舞台として採用する釧路というトポス、さらには直木賞受賞作『ホテルローヤル』を、これまでの道新での桜木記事にはなかった視点から論じています(2015年8月21日夕刊)。私は全体の監修をさせていただきました。寿郎社のFacebookでも紹介されておりますので、あわせてご覧ください。

北の想像力 《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅

北の想像力 《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅

ホテルローヤル (集英社文庫)

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