2016年おめでとうございます。

 本年も、よろしくお願い申し上げます。
 2015年を一言で総括すると、「言論でヘイトと戦った年」となりますね。ヘイトスピーチへのカウンター本『アイヌ民族否定論に抗する』を出し、いったい何本関連する講演したのか……。ただ、これで終わったわけではなく、来年頭から、また講演が確定しております。こういう仕事は汚れ仕事だとやりたがらない物書きも少なくないようですが、自分についてはできる限り身体を張って戦ってきたつもりです。
 これまでの仕事を継続しつつ、文芸時評(「図書新聞」)、新聞リレー連載の監修(「北海道新聞」)、ずっとやりたかった英米の怪奇幻想文学についての批評(「ナイトランド・クォータリー)、大学非常勤講師など、新しい試みにも挑戦してきました。
 年明けからは、新しい仕事やお待たせしていた仕事を、色々とお目にかけられると思います。やりたいことは沢山あり、クリエイターモードでも動いていきますので、変わらぬご支援をいただけましたら幸いです。