「図書新聞」2016年3月12日号に連載「〈世界内戦〉下の文芸時評 第13回 ローカリティの反美学、「結局は死んでしまった未来」の反復」が掲載されました。

「図書新聞」に連載中の文芸時評ですが、連載一年目を終了、しばらく続投と相成りました。ごまめの歯ぎしりでも、何かを変えられるかもしれない。そう思って、引き続き戦って参ります。電子版でも入手できますので、ご支援をよろしくお願いします。というわけで、「図書新聞」2016年3月12日号に連載「〈世界内戦〉下の文芸時評 第13回 ローカリティの反美学、「結局は死んでしまった未来」の反復」が掲載されました。今回はTPPと、再燃するアイヌ民族否定論に触れつつ、以下の作品を取り上げました。

・久田徳二編著、北海道農業ジャーナリストの会監修『北海道の守り方 グローバリゼーションという〈経済戦争〉に抗する10の戦略』(寿郎社
・大田原貴昭「戦後農政の大転換が目指すもの――農業・農協・農業委員会解体路線と新自由主義」(『北海道の守り方』)
・李龍徳「報われない人間は永遠に報われない」(「文藝」)
津島佑子「ジャッカ・ドフニ――海の記憶の物語」(「すばる」連載)
津島佑子半減期を祝って」(「群像」)
・伊藤氏貴「同性愛者の誕生=同性愛文学の死――LGBT批判序説」(「文學界」)
北園克衛「小説ならぬ小説に就て」(『北園克衛モダン小説集 白昼のスカイスクレエパア』、幻戯書房
・ミハル・アイヴァス「空虚な中心が織りなす文学――プラハ的なるものとは何か?」(阿部賢一訳、「文藝」)
佐藤亜紀『吸血鬼』(講談社

 その他、佐藤亜紀ミノタウロス』にも言及しました。

北海道の守り方――グローバリゼーションという〈経済戦争〉に抗する10の戦略

北海道の守り方――グローバリゼーションという〈経済戦争〉に抗する10の戦略

文芸 2016年 02 月号 [雑誌]

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群像 2016年 03 月号 [雑誌]

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文學界2016年3月号

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白昼のスカイスクレエパア

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吸血鬼

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