「ナイトランド・クォータリーvol.05 闇の探索者たち」に「アリス&クロード・アスキューと思弁的実在論(スペキュレイティヴ・リアリズム)――《幽霊狩人カーナッキ》の系譜から逸脱、パラノーマルなオカルト探偵」を寄稿しました。

 「ナイトランド・クォータリーvol.05 闇の探索者たち」に批評文「アリス&クロード・アスキューと思弁的実在論(スペキュレイティヴ・リアリズム)――《幽霊狩人カーナッキ》の系譜から逸脱、パラノーマルなオカルト探偵」を寄稿しました。ニール・ゲイマンキム・ニューマンと驚異的な顔ぶれで、RPG関係者でもある安田均さんや小林正親さんの寄稿もあります。
 拙稿は前号の「ウィリアム・ホープ・ホジスンと思弁的実在論」の問題意識を引き継いだ論考ですが、単体でも十分にお読みいただくことが可能です。このために限定500部の『エイルマー・ヴァンスの心霊事件簿』原書を入手し、研究した成果を反映させました。具体的には、哲学的な文脈のみならず、評伝的な要素やミステリ論の視座を並立させることで、問題を深く掘り下げられるように試みた次第です。
 以下はお読みいただいた方から寄せられたコメント。ありがたい限りです。



ナイトランド・クォータリーvol.05 闇の探索者たち

ナイトランド・クォータリーvol.05 闇の探索者たち

エイルマー・ヴァンスの心霊事件簿 (ナイトランド叢書)

エイルマー・ヴァンスの心霊事件簿 (ナイトランド叢書)


 書泉グランデ3階では平積み。