「図書新聞」2016年9月10日号に「〈世界内戦〉下の文芸時評」の第一九回「事実として復讐する、無意識の欲望が向かう先」を寄稿しました。
現在、全国の書店で入手できる「図書新聞」最新号に、連載の「〈世界内戦〉下の文芸時評」第一九回「事実として復讐する、無意識の欲望が向かう先」を寄稿しました。今回はイギリスのEU離脱からはじめて、以下の作品を取り上げています。コンビニでも有償プリントアウトできますので、ご活用ください。
・ベン・ウィートリー監督『ハイ・ライズ』
・渡邊利道「J・G・バラード『ハイ・ライズ』解説」(創元SF文庫)
・本橋牛乳「トラウマとイメージ、政治とメディア、スピンラッドとプロパガンダ」(「TH(トーキング・ヘッズ叢書)」)
・目取真俊「米海兵隊に拘束されて」(「三田文学」)
・笠井潔×野間易通『3・11後の叛乱 反原連・しばき隊・SEALDs』(集英社新書)
・山下澄人「ディンドンガー(仮)」(「三田文学」)
・小山田浩子「予報」(「三田文学」)
・神慶太「裂け目、あるいは穴」(「すばる」)
・「現代詩手帖」特集「2010年代の詩人たち」
・榎本櫻湖「木曜日の消失」(「現代詩手帖」)
・足立陽「ハイのゆくえ」(「すばる」)
・乗代雄介「本物の読書家」(「群像」)
・樺山三英『ドン・キホーテの消息』(幻戯書房)
その他、以下の作品に言及しました。ジャン=リュック・ゴダール監督『アルファヴィル』、G・K・チェスタトン『木曜の男』、横田創と木下古栗の諸作、足立陽「島と人間」、乗代雄介「十七八より」、川嶋至「事実は復讐する」、井口時男「川嶋至が忘れられている」、大江健三郎『憂い顔の童子』、殊能将之 『キマイラの新しい城』、ホルヘ・ルイス・ボルヘス「『ドン・キホーテ』の著者、ピエール・メナール」、川崎康宏『銃と魔法』、D・H・ロレンス『黙示録論』、カルロス・フエンテス『セルバンテスまたは読みの批判』、ミシェル・フーコー『言葉と物』 以上となります。
- 作者: J・G・バラード,村上博基
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3.11後の叛乱 反原連・しばき隊・SEALDs (集英社新書)
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