『日本ペン倶楽部と戦争 戦前期日本ペン倶楽部の研究』が出ました

 

 

 目野由希さんの科研費報告書(「国際ペンクラブと世界文学史の相関――日中印外交と英連邦史、欧州史」)で、私が2017年に行ったインド出張が記述されていました

「モハンマド・モインウッディンおよび岡和田晃の共同研究者2名のデリー史資料調査出張の日程が、ちょうど日印友好交流年のイベントであるデリー大学・ネール大学の日印文学研究のカンファレンスの9月16日前後と重なった。そのため、彼らはここに参加でき、在インド日本大使館書記官や国際交流基金職員、デリー大学教員や大学院生たちと、学術交流を行えた。さらに彼らから、デリーでの調査のためのツテを得られるなど、相互に有益な関係を構築できた。このことで、本共同研究がインドのジャパノロジストたちに関心を持たれ、有意義な対インド文化・学術発信を果たす結果となった。」

 ということです。

 そして、これらの成果を含む研究の全体をまとめた目野由希『日本ペン倶楽部と戦争』(鼎書房)も公刊されました。
 この本はhontoより購入することができますが、

日本ペン倶楽部と戦争 戦前期日本ペン倶楽部の研究の通販/目野 由希 - 紙の本:honto本

 研究チームを編成してアメリカ・インド・イギリスへの海外出張調査を行った点、ちょっと類を見ないスケールの研究になっているのではないかと思います。

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