発売中の「図書新聞」2020年2月22日号にて、女優・文筆家の睡蓮みどりさんが、『掠れた曙光』の書評を寄せて下さいました。「わかりやすく共感されやすい言葉」にまま見受けられる「呪い」の「彼岸」にありながら「謎めいた包容力」ゆえに「呪いの解放」である、との評に私自身が勇気づけられます。
特に嬉しかったのが、ありがちな冷笑性を、書評そのものが、毅然とした姿勢で切り離していることです。「詩を書き、あるいは詠むという行為は権威から最も遠い行為かもしれない。詩は詩人のためだけのものではなく、万人の生きる術だった。肩書き欲しさに詩人になったなど聞いたことがない」。
岡和田晃さんの詩集『掠れた曙光』の書評を図書新聞3436号(2月22日号)に寄せています。いろんな場所で、いろんな感情とともに、何度も繰り返しループして読むのが本当におすすめ。じわじわテンション上がってきて不思議と体温も上がります。改めて言葉の力ってすごいよね。 https://t.co/70BztOqODC
— 睡蓮みどり (@lotus_nemu) February 16, 2020