「図書新聞」2020年2月22日号に『掠れた曙光』書評(睡蓮みどり)が出ました

 発売中の「図書新聞」2020年2月22日号にて、女優・文筆家の睡蓮みどりさんが、『掠れた曙光』の書評を寄せて下さいました。「わかりやすく共感されやすい言葉」にまま見受けられる「呪い」の「彼岸」にありながら「謎めいた包容力」ゆえに「呪いの解放」である、との評に私自身が勇気づけられます。

 特に嬉しかったのが、ありがちな冷笑性を、書評そのものが、毅然とした姿勢で切り離していることです。「詩を書き、あるいは詠むという行為は権威から最も遠い行為かもしれない。詩は詩人のためだけのものではなく、万人の生きる術だった。肩書き欲しさに詩人になったなど聞いたことがない」。

f:id:Thorn:20200219203650p:plain

図書新聞」2020年2月22日号

 

掠れた曙光 (幻視社別冊)

掠れた曙光 (幻視社別冊)

  • 作者:岡和田 晃
  • 出版社/メーカー: 書苑新社
  • 発売日: 2019/11/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)