来たる3月19日(土)に『醜聞の作法』(佐藤亜紀)を対象とした読書会を開催します。
震災による余震・輪番停電等の影響を鑑み、残念ですが大事を観て7/2延期させていただきます。(2011/05/31)
現時点では、4月後半7/2の開催を予定しています。申込みは引き続き受付をさせていただきます。何卒ご理解をよろしくお願い致します。
課題図書:佐藤亜紀『醜聞の作法』(講談社)
- 作者: 佐藤亜紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/12/21
- メディア: 単行本
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『醜聞の作法』、ただならぬ作品であるため、読書家の皆さまにおかれましても、愉しみつつも苦闘されていることと思います。
そこで今回は、作品の時代背景、モチーフ、あるいは語りの用法、下敷きとなっているテクストとの照応関係など、さまざまな角度から『醜聞の作法』を検討していきたいと考えています。
そして、そこからどのような読みの位相が導き出されるかという点にまで、皆さまとともに考えを進められたらと願っております。
この機会に『醜聞の作法』を味わい尽くしましょう。雰囲気としては自主ゼミに近いものになると思います。積極的な発言を歓迎します。『醜聞の作法』というテクストを、皆さまの生きる糧へと昇華させるためのささやかな場を提供できたらと思っております。
ご参加をお待ち申し上げます。
【日時】
2011年3月19日(土)11:00〜15:002011年7月2日(土)13:00〜15:00
【会場】
新宿
【参加条件】
誰でも参加可能(ただし、『醜聞の作法』を読んでいること)。
【定員】
14名10名(定員に達したら締め切ります)
【参加費用】
会場費の頭割り(おそらく1000円程度)に加え、ワンドリンクのオーダーが必要。念のため、映画1本見るくらいの出費を想定しておいていただければ間違いないかと思います。
【基調発表】
yukatti(http://minotauros.g.hatena.ne.jp/)、岡和田晃(講談社文庫『ミノタウロス』解説)
基調発表を行なった後、参加者間の討議に移ります。
【企画者】
岡和田晃(文芸批評)
【申し込み方法】
参加希望者は、orionaveugle★hotmail.co.jpまでメールをお願いいたします(★→@)。
その際に、お名前、連絡先(当日連絡可能な電話番号)をお書き下さい(簡単な自己紹介を添えていただけると、企画者がサポートをしやすくなります)。
折り返し、集合場所、企画者連絡先をお伝えいたします。もし申し込み後3日以内に返信メールがない場合、このブログに書き込みをいただくか、再度メールするか、Twitterでの連絡するか等をお願いします。
【注意事項】
・本会は有志による、非営利の試みです。参加者には社会人としての良識を期待します。
・本読書会での基調発表者の発表は、別途独立した論考等として仕上げられる場合があります。
・本読書会の経緯は、Speculative Japan(http://speculativejapan.net/)、ないし同人誌等にてレポートとして記録される場合、ないしTwitterを通した中継や経過の発表等をなされる場合があります。記録・中継を望まない方は、あらかじめお申し出下さい。