2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

花崎皋平詩集『アイヌモシリの風に吹かれて』(増補版)フライヤー

こちらのエントリで紹介した花崎皋平さんの詩集『アイヌモシリの風に吹かれて』(増補版、クルーズ)のフライヤーが出来たようです。お申し込みの方にはDVDが付くうえ、送料はサービス。振込手数料は郵便局の青色振込用紙でいきますのでお客様負担になります…

 「壘」Vol.11に、新作の形而上詩「バースの女房の産褥」を寄稿

「壘」Vol.11(壘の会/有限会社ネオセントラル、2022年1月15日号に、新作の形而上詩「バースの女房の産褥」を寄稿しました。 主にチョーサーとパゾリーニから題材を借りていますが、根幹をなすのは八杉将司さんへの追悼であるため、ここに全文を公開します。

『再着装の記憶』の書評が、「図書新聞」(門倉直人)と「THATTA」(大野万紀)で出ました

発売の「図書新聞」2021年1月29日号の2面に、門倉直人さんによる『再着装(リスリーヴ)の記憶 〈エクリプス・フェイズ〉アンソロジー』の書評「未来を設定することでこそ浮き彫りになる現代 生と死、同一性」が掲載。情報理論と未来学のを組み替え、古典の再…

新刊『いかに終わるか 山野浩一発掘小説集』見本

新刊『いかに終わるか 山野浩一発掘小説集』(岡和田晃編、小鳥遊書房2022)の見本が届き、さっそく山野浩一さんのご遺族に送りました。明日20日頃から書店に並びます。中野正一さんのエッシャーをイメージした装画、読みやすい組版、ボリュームたっぷり。SF…

「図書新聞」2022年1月22日号に「〈世界内戦〉下の文芸時評 第八三回 世論誘導による図式化、翼賛への誘惑を退けるために」が掲載

発売中の「図書新聞」2022年1月22日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第八三回 世論誘導による図式化、翼賛への誘惑を退けるために」が掲載されました。今回は、五輪記録映画に関して、NHKと河瀨直美監督による露骨な世論誘導を批判しつつ、以下の作品に触…

「図書新聞」2022年1月15日号に『エクリプス・フェイズ ソースブック サンワード』(新紀元社)の書評(高橋志行)が掲載

発売中の「図書新聞」2022年1月15日号で、高橋志行さんが『エクリプス・フェイズ ソースブック サンワード』(新紀元社)の書評「アナログゲーム側からSF文学に向けての華々しい達成 文芸評論の側からもさらなる注目が集まることを期待」を寄稿。コンビニのマ…

 「北海道文学集中ゼミ第3期「アイヌ民族」"による/についての”文学」

「北海道文学集中ゼミ第3期「アイヌ民族」"による/についての”文学」の連載を、年末年始にかけてシミルボンで行い、全6回の更新を終えました。 三好文夫「重い神々の下僕」、新谷行「ペウタンゲの情念」、鳩沢佐美夫「休耕」、佐々木昌雄「呪鶴」のテクスト…

花崎皋平詩集『アイヌモシリの風に吹かれて』増補版の帯文を執筆

花崎皋平さんの詩集『アイヌモシリの風に吹かれて』(株)クルーズ 予価1800+税 A5版 160p 2022年1月刊行予定の帯文を書きました。 詩集 アイヌモシリの風に吹かれて 作者:花崎 皋平 株式会社クルーズ Amazon 1枚目は竹内渉さんにSNS用に加工していただいた…

2021年の仕事

■2021年の仕事 今年は例年にも増して、全速力で駆け抜けた年という印象です。抜けがあるかもしれませんが、備忘のために主だったものをまとめてみました。 ○編集・小説創作・翻訳『再着装(リスリーヴ)の記憶 〈エクリプス・フェイズ〉アンソロジー』(アト…

『鳩沢佐美夫の仕事 第一巻』(藤田印刷エクセレントブックス)刊行

『鳩沢佐美夫の仕事 第一巻』(藤田印刷エクセレントブックス、2021年12月28日発行)の見本が届きました。「思想としての〈人間(アイヌ )〉。作家・鳩沢佐美夫(1935〜71)。没後50年の節目、いっそう切実に響く多様な文業の全貌を伝える新校訂版、刊行開…