2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

CM

こちらに。 一見、欠点を並べているようだが、行間から愛情がひしひしと伝わってくるよ。 欠点を越えてでも遊んでしまう何かが、このRPGにはあるということか。俺もそうだった。

『ウォーハンマー・コンパニオン』のエラッタ

さて、いよいよ明日『ウォーハンマー・コンパニオン』が発売されます。楽しみにして下さっている方が多いことと思います。ウォーハンマー・コンパニオン (ウォーハンマーRPGサプリメント)作者: ウォーハンマーデザインチーム,待兼音二郎,鈴木康次郎,阿利浜秀…

「ライク川にかかる橋」修正版がアップロードされました。

『ウォーハンマーRPG 日本語版 公式サイト』に発表されておりました無料ダウンロードシナリオ「ライク川にかかる橋」ですが、若干の誤植が発生しておりました。 すでにダウンロードいただいている方には申し訳ない限りですけれども、誤植を直した版がアップ…

追悼記事

絶賛、修羅場中だが、これだけは言わせてくれ。 〈SFマガジン〉12月号の、大森望さんのベイリー追悼エッセイの沸点の高さにじぃんと来た。 そうだ、俺たちは、ベイリーが大好きだったんだ! S-Fマガジン 2009年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 早川書房発売…

『混沌の渦』復刊、サプリも出てるよ!

(禿頭の巨漢が語る。目つきはふてぶてしく、息も荒く、いまにも暴れ出しそうだ) ごめん、修羅場中なんだ。でも、これだけは書かせてくれ。以前くびり殺したインカ人の目玉にかけて! 実は、このブログは日本でいちばん『混沌の渦』の情報が充実したブログ…

海賊と『ウォーハンマー・コンパニオン』

『ウォーハンマーRPG』の翻訳チームでお世話になっている阿利浜秀明さんが、『ウォーハンマー・コンパニオン』に関連した小ネタを紹介していらっしゃいました。なかなか興味深い内容でしたので、ご本人の許可を得てこちらに転載させていただきます。ウォーハ…

「インデクシング」を促す新しいサプリメント『ウォーハンマー・コンパニオン』

いよいよ来週、11月29日に『ウォーハンマーRPG』の新作サプリメント『ウォーハンマー・コンパニオン』が発売になります。翻訳に参加させていただいたから言うわけではありませんが、このサプリメント、ものすごく画期的な作品です。 このサプリメントは、従…

RPGと批評の幸福な関係

僕はRPGについての翻訳やライティングをしています。だから当然、なぜRPGを遊ぶのか、どうしたら面白く意義あるものとして遊ぶことができるのかということを常に意識せざるをえません。面白さとは何かを考えていくと、それは「面白い」ことは何かという問題…

私の場所と、他者の居場所

「笙野頼子ばかりどっと読む」のPanza(id:Panza)さんが、笙野頼子の一神教問題について語ってらっしゃいました。 時間がなくざっくりとしか説明できないのですが、つまり、「浸透と拡散」が進む現状、対抗策として〈個〉を大事にしすぎると、それは一神教的…

BH85

ものすごく情報が遅いが。森青花の『BH85』、徳間デュアル文庫から復刊してます。 『BH85』は、 も の す っ ご く 気 持 ち 悪 い 作 品 で す。 世界破滅型のフィクションが、その軸として「自意識」ばかりを取り上げるのが流行っていた当時、それとは正反…

『アポカリプト』を観る

感想、書いていませんでした。 僕は『ブレイブハート』を3桁は観ている男なので期待していたが、裏切られなかった。 ひどくシンプルなストーリー。極めて再現性の高いセット。野蛮さ極まりない衣装。痛そうな殴り合い。瞬間的に散りゆく命。素晴らしい。戦術…

空中庭園など

僕はボードゲームは大好きなのだけれども、あまり感想を書いてませんでした。近頃2つ遊べたのでメモ。 ・空中庭園 http://sgrk.blog53.fc2.com/?no=901 立体テトリス。先輩には「お前が好きそうなゲーム」と言われたが、まさにその通り。 すっげえ楽しい! …

『顔の無い村』復刊

『大江戸RPG アヤカシ』は、JGC2008に参加した際に速攻で購入し、情報を集めてきました。大江戸RPG アヤカシ (ログインテーブルトークRPGシリーズ)作者: 鈴木銀一郎,小林正親出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2008/08/29メディア: 大型本購入: 1人 …

ラングドン・ジョーンズと、アンリ・ミショー

文学フリマで発売された〈幻視社〉第3号に掲載の「スペキュレイティヴ・フィクション宣言」の最後に、ラングドン・ジョーンズの『レンズの眼』が出てきます。 この小説から得たイメージにいちばん近いのが、僕のなかではアンリ・ミショーなのですね。つまり…

第4回日本SF評論賞の最終候補となりました。

少し迷いましたが、既に発表がなされているようなので、黙っているとかえって不自然かと思い、書きます。 出先から帰ってきて朱鷺田祐介さんのブログ「黒い森の祠」を見ると……。 見出しに「SF評論賞最終選考に岡和田晃氏」とあってのけぞったのでした。 日本…

〈幻視社〉3号、誤植の報告です。

先に第7回の文学フリマで発売された〈幻視社〉3号ですが、私の担当していた部分に、エラッタが出てしまっているところがあります。 お買い上げ頂いた方には、たいへん申し訳ありませんでした。 現在判明している誤植の箇所を、かなり細かな部分まで報告させ…

シャドウハントの霊廟

『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の最新版、第4版の日本語展開に合わせ、全国で展開されている「WORLDWIDE DUNGEONS&DRAGONS GAME DAY 2008」のシナリオ「シャドウハントの霊廟」で遊びました。 GAME DAYとは、北米だけでも400万人以上のユーザー数を誇るモンス…

ミニチュアと情景モデルを活かしたセッション

『ウォーハンマーRPG』は、もともとミニチュアゲームの『ウォーハンマー・ファンタジーバトル』から派生したRPGとなっています。ミニチュアゲームにはミニチュアゲームのダイナミックな面白さが、RPGにはRPGならではの歴史を「個」から生き直すような面白さ…

雑誌一覧を更新しています。

『ウォーハンマーRPG』関連の雑誌記事一覧は定期的に更新していたりします。

こちらにも文学フリマのレポートが上がっています。

東條さんが文学フリマのレポートを書いて下さいました。ありがとうございます!

「Speculative Japan」に笙野頼子小論を発表しました。

ニューウェーヴ/スペキュレイティヴ・フィクションのサイト、「Speculative Japan」に、「イデオロギーなき欲望への対峙――笙野頼子『だいにっほん、ろんちくおげれつ記』」を掲載いただきました。 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。だいにっほん、ろん…

文学フリマ、終了しました。

第7回文学フリマに参加してきました。文学フリマでは、東條慎生さん(id:CloseToTheWall)と最初から最後まで売り子をしてました。途中、エンドケイプさんがヘルプで来て下さいました。 隣はトヨザキ社長のブース。すげぇ来客。時折、客が漏れてブースが封鎖…

『ウォーハンマー・コンパニオン』のプレビューが出ています。

「ウォーハンマーRPG 日本語版公式サイト」に、僕も翻訳作業に参加させていただいた新作サプリメント『ウォーハンマー・コンパニオン』のプレビューが出ました! 出ました! 出ました! ヤア! ヤア! ヤア! さあさあさあ、もう、なにも言わずプレビューを…

小説「消失事件」のご紹介

続いて、私が〈幻視社〉3号に寄せた小説「消失事件」をご紹介しましょう。こちらは、さしずめ「シュルレアリスム宣言」と小説「溶ける魚」がセットになっていたように(畏れ多い例えですが……大汗)、「スペキュレイティヴ・フィクション宣言」と対になるよう…

「スペキュレイティヴ・フィクション宣言」についてご紹介(その2)

いよいよ明後日です。それでは、11月7日の第7回文学フリマのB-15にて発売される〈幻視社〉3号掲載の批評文「スペキュレイティヴ・フィクション宣言」について、前回のエントリに引き続き、もう少し詳しく紹介しましょう。 「スペキュレイティヴ・フィクショ…

文学フリマ出展の詳細です!

11月7日の第7回文学フリマに参加する「幻視社」ブースの詳細を告知します! 私は〈幻視社〉で原稿用紙換算105枚、〈科学魔界〉で120枚超の原稿を書いています。 どうぞよろしくお願いします! ■第7回 文学フリマ 2008年11月9日(日) 11:00〜16:00 東京都…

「スペキュレイティヴ・フィクション宣言」についてご紹介(その1)。

さて、11月9日の文学フリマも刻一刻と近づいてきました。 まったく売れないと寂しいのでB-15のブースで発売される〈幻視社〉第3号に掲載される拙稿「スペキュレイティヴ・フィクション宣言、あるいは〈石〉と〈結晶〉に関する試論」について、内容の紹介をさ…

新作ダウンロードシナリオ「ライク川にかかる橋」が公開されました!

『ウォーハンマーRPG 日本語版公式サイト』にて、新作ダウンロードシナリオ「ライク川にかかる橋」が公開されました! 僭越ながら、翻訳は私が担当させていただいております。 『ライク川にかかる橋』は、2番目のキャリアに就いているキャラクター向けに書か…