まとめ

2022年3月の仕事

【対談】「図書新聞」2022年4月2日号で樺山三英さんとの対談「内宇宙からのゲリラ戦」 訂正「月の呼ぶ村」→「月の飛ぶ村」【広告】「図書新聞」2022年4月2日号に、『いかに終わるか 山野浩一発掘小説集』(小鳥遊書房)【批評】「詩界」No.269(日本詩人クラブ…

2022年2月の仕事

【被言及】「SF Prologue Wave」に、高槻真樹さんによる「つなぎ目の一冊—M・ジョン・ハリスン『ヴィリコニウム-パステル都市の物語』」【被言及】「潮流詩派」268号で、角朋美さんの前号展望で、拙詩「ご臨終」、批評「簒奪された「社会派」への信頼、歴史感…

2022年1月の仕事

【シナリオ執筆】「Role&Roll」Vol.208に、『エクリプス・フェイズ』の1人用“ 超”入門ミッション「既知宇宙(ノウンスペース)の鍵、二つの指輪」が掲載。【詩作】「白亜紀」162号(2022年2月1日)に「水際の露光」が掲載。【企画】「SF Prologue Wave」に、Inte…

『骨踊り 向井豊昭小説選』商業媒体での書評一覧&訂正

『骨踊り 向井豊昭小説選』(幻戯書房、2019年)ですが、商業媒体での書評があらかた出揃った感がありますので、以下にまとめておきます。その他、ご存知のものがあれば、お手数ですがお知らせください。なお、私や山城むつみさんが書いてきた関連原稿は除い…

「ナイトランド・クォータリーvol.18 想像界の生物相」および「ナイトランド・クォータリー・タイムス」Issue.03紹介

「ナイトランド・クォータリーvol.18 想像界の生物相」が好評発売中です。 国立民族学博物館の「驚異と怪異 想像界の生き物たち」とタイアップした企画で先行発売もあります。私はチーフ・エディターなのですが、プロジェクトマネージャーの岩田恵さんと二人…

「図書新聞」2019年3月16日号に、「〈世界内戦〉の文芸時評 第四九回 抒情へと頽落せず、「空白をコントロール」せよ!」が掲載

発売中の「図書新聞」2019年3月16日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四九回 抒情へと頽落せず、「空白をコントロール」せよ!」が掲載されています。今回は連載5年め突入の抱負とでも言うべき号。以下の作品に言及しています。 ・山本貴光「季評 文態百…

「図書新聞」2018年11月24日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四五回 「政治」がもたらすリミッターの解除を、押し返すための「いかれころ」」が掲載

「図書新聞」2018年11月24日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四五回 「政治」がもたらすリミッターの解除を、押し返すための「いかれころ」」が掲載されました。今回は引き続き小川榮太郎の性差別から議論を始め、「リベラル」でも乗っかってしまう「女…

2018年12月の仕事

・【批評】「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四六回「「故郷」と「未来」の足場を揺るがす、「無責任の体系」の永劫回帰」(「図書新聞」2018年12月15日号)・【イベント】「TRPGサークル幻界堂2018年忘年会」にゲスト参加。(12月8日、於:ボードゲームバー・…

2018年11月の仕事

・【批評】「先行研究の博捜と原文に忠実な翻訳が示した解像度の高い一冊――性を異にする複数名義で書かれた小説群をセットで紹介――『夢のウラド フィオナ・マクラウド/ウィリアム・シャープ幻想短編集』書評」(「図書新聞」2018年11月10日号)・【イベント…

2018年10月の仕事

・【レポート】「「山野浩一さんを偲ぶ会」レポート」(「図書新聞」2018年10月13日号)・【イベント】『トンネルズ&トロールズ完全版』の「アンクル・アグリーの地下迷宮」のダンジョンマスター(FT書房、2018年10月5日)・【批評】「〈世界内戦〉下の文芸…

2018年9月の仕事

・【イベント】『ハーンマスター』体験会(2018年9月1日、TRPGフェスティバル2018内、於:ホテル大野屋、サンセットゲームズの招聘による)・【イベント】『ハーンマスター』体験会(2018年9月2日、TRPGフェスティバル2018内、於:ホテル大野屋、サンセット…

2018年8月の仕事

・【批評】「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四二回 大量処刑という現実が露わにする歴史の断層」(「図書新聞」2018年8月10日号)・【批評】「シナリオ・ドリヴンなRPG」(「FT新聞」2018年8月16日号)・【単著】『反ヘイト・反新自由主義の批評精神 いま読ま…

2018年7月の仕事

・【批評】「〈世界内戦〉下の文芸時評 第四一回 反ポリティカル・コレクトネスの終焉」(「図書新聞」2018年7月14日号) ・【レポート】参加者:荒巻義雄(作家)、増田まもる(翻訳家)、巽孝之(慶應義塾大学教授、SF評論家) 司会・本文構成:岡和田晃「…

2018年6月の仕事

・【イベント】「『アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第二版』のゲームマスター」、2018年6月2日(第11回TRPG文華祭、主催:TRPG文華館、鳳明館森川別館) ・【イベント】「ゲスト・トークショー出演」、2018年6月2日(第11回TRPG文華祭、主催:TR…

2018年5月の仕事

・【イベント】「山野浩一追悼座談会」、2018年5月4日(於:SFセミナー2018本会企画、出演:デーナ・ルイス、大和田始、高橋良平、司会:岡和田晃) ・【イベント】「山野浩一追悼座談会ふたたび」、2018年5月4日(於:SFセミナー2018合宿企画、出演:デーナ…

2018年4月の仕事

・【批評】「印象批評を裏返しにし、レイシズムの問題やフレンチ・セオリーへと接続する ラヴクラフトと「クトゥルー神話」の新たな古典――ミシェル・ウエルベック『H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って』書評」(「図書新聞」2018年4月7日号) ・【創作】…

2018年3月の仕事

・【翻訳】【創作】“熊の”J・ピーターズ&ケン・セント・アンドレ著、安田均、清松みゆき、高山浩、岡和田晃、杉本=ヨハネ、笠井道子訳・創作『ベア・ダンジョン+ベア・カルトの地下墓地+運命の審判』(グループSNE) ・【批評】「〈世界内戦〉下の文芸時…

2018年2月の仕事

・【イベント】「北海道文学集中ゼミ 第2回 釧路文学というトポス」(於:双子のライオン堂書店、2018年2月1日) ・【イベント】「北海道文学集中ゼミ 第3回 アイヌ“による/を描いた”文学」(於:双子のライオン堂書店、2018年2月8日) ・【レポート】古家…

2018年1月の仕事

・【書評】「断念の感覚の漂着点――中原清一郎『人の昏れ方』書評」(「文藝」2018年春号、河出書房新社) ・【書評】「真なる暗黒を求める昏い熱気を継承すること――包括的な「ベルギー文学」としての幻想文学再評価 岩本和子・三田順編訳『幻想の坩堝』書評…

2017年の仕事(その4)イベント出演・学会発表・イベントレポート等

以下、基本的にゲスト参加のものを挙げています。 ・「伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』と「継承」の問題」(平成28年度筑波大学比較・理論文学会年次大会、筑波大学、2017年2月18日) ・「はるこんで新世紀のポストヒューマンRPG『エクリプス・フェイズ』…

2017年の仕事(その3)ショート・レビュー・監修

以下のレビューを書きました。それぞれ400字〜1200字程度の短いものです。 ・「ベストSF2016 国内編・海外編」投票(『SFが読みたい! 2017年版』、早川書房) ・「2017年のわたし」(『SFが読みたい! 2017年版』、早川書房) ・M・R・ケリー『パンドラの少…

2017年の仕事(その2)連載(監修含む)

「遠くから、この国を見据える――フィクションという窓を通して」第2〜11回(シミルボン) ・第2回「情報環境が加速させる情念と、ヘイトな話法」 ・第3回「「自然」と風景をめぐるジレンマ、飽くなき無限への憧憬」 ・第4回「テクノロジカル・ランドスケープ…

2017年の仕事(その1)単著・共著・論文・批評・ゲームシナリオ

Twitterで告知を行ったあと、バタバタしていてこちらのサイトへ転載できない状態が続いており、心苦しかったのですが、新年を期に、昨年の仕事を主として時系列順にまとめてみました。 ●単著 ・『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷 SF・幻想文学・ゲーム論…

「地域新聞 東葉版」掲載 伊藤計劃ライフ・ヒストリー

※本記事は「21世紀、SF評論」へ2011年7月20日に掲載された記事の再掲である。 「21世紀、SF評論」をお読みの方であれば、『虐殺器官』『ハーモニー』等で知られる作家の伊藤計劃さんが日本人で初めて英語圏のSF賞(フィリップ・K・ディック記念特別賞)を受…

忘れたという、その空白の隙間で−−門倉直人『ローズ・トゥ・ロード』試論

※本稿は、2017年発売の岡和田晃『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷 SF・現代文学・ゲーム論集』(アトリエサード/書苑新社)に収録されました。

「伊藤計劃以後」を扱う批評・論考リスト

●岡和田晃がこれまで書いた「伊藤計劃以後」を扱う論考 ・「「伊藤計劃以後」と「継承」の問題――宮内悠介『ヨハネスブルグの天使たち』を中心に」(『ポストヒューマニティーズ 伊藤計劃以後のSF』*) ・「「伊藤計劃以後」とハイ・ファンタジーの危機」(「…

「伊藤計劃以後」とは何か

※本稿は2013年10月5日に開かれたトークイベント「限界研【編】『ポストヒューマニティーズ 伊藤計劃以後のSF』刊行記念 未来を産出(デリヴァリ)するために 〜新しい人間、新しいSF〜」の来場者に配布された資料の再掲です。イベント自体は満席で追加の席も用…

酉島伝法『皆勤の徒』――〈日本的ポストヒューマン〉の脱構築(デコンストラクション)

※本稿は「伊藤計劃を読むためのn冊」(『Genkai vol.3』収録、2013年11月)の再掲である。 『ポストヒューマニティーズ 伊藤計劃以後のSF』は、序文にある〈日本的ポストヒューマン〉というのが、ひとつのテーマになっている。しかし、このテーマを今ひとつ…

八杉将司作品リスト

※以下は、トークイベント「未来を産出(デリヴァリ)するために」@ジュンク堂池袋で当日、配布した資料である。『ポストヒューマニティーズ 伊藤計劃以後のSF』刊行記念イベント 未来を産出(デリヴァリ)するために〜新しい人間、新しいSF〜 at ジュンク堂…

『ガンドッグゼロ』、『ブルーローズ・ネクサス』の紙媒体サポート総覧を作りました。

『ガンドッグゼロ』と姉妹編『ブルーローズ・ネクサス』のサポートの一覧を作成しました。 ぜひご活用下さい。いずれ、旧『ガンドッグ』時代のリストも作りたいと思っていますが、時間が……。 ★2010年4月15日更新 ●『ガンドッグゼロ』サポート一覧 「Role&Rol…