2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

リリー・マルレーン

ファスビンダーの『リリー・マルレーン』を観る。 安っぽいのにすごいねぇ。こんな演出があるとはねえ。

そんなわけでアルフレート・デーブリーン『ベルリン・アレクサンダー広場』を読み直したのだった。

▼この本、河出書房新社の「モダン・クラシック」シリーズから翻訳が出てるのだがどこに行っても見当らなくて、ネットで捜しても「かつては古本で3万円の値段がついていた」とか、そういう塵芥のような情報しか手に入らない。評価は極めて高く、ルイ・フェル…

ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーが監督したTV映画『ベルリン・アレクサンダー広場』(全14時間30分)を3日かけて観る。

▼もっとも、働きに行く必要があったので3エピソードぶんすっ飛ばしてしまったのだが、それでも見応えがあったのだった。ファスビンダーはヴィム・ヴェンダースやヴェルナー・ヘルツォークと並ぶジャーマン・ニューシネマの雄として名が通っているが、日本で…

『ダンジョンズ&ドラゴンズ(3rd Edition)』のシナリオ『雪の魔女の洞窟』をダンジョンマスターとしてプレイする。

▼原作はイアン・リビングストンの同名ゲームブックである。雰囲気作りと展開が秀逸な佳作だった(昔、自転車で東北を旅しながら読んだものだ)が、『D&D3e』版はそれにあまりにも忠実であるがゆえに、かえってシナリオをコントロールしづらい印象がある…

『トンネルズ&トロールズ』のシナリオ『ベア・ダンジョン』をダンジョンマスターとしてプレイする。

▼これは社会思想社の現代教養文庫から発行されていた有名なRPGシナリオで、原作者のケン・セント・アンドレをはじめとしたフライング・バッファロー社の連中が、三年のテストプレイ機会を経て完成させたキラー・ダンジョンである。 ▼無論、ひどいダンジョ…

『アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ』のシナリオ『Tomb of Horrors』をダンジョンマスターとしてプレイする。

▼これはもともとはORIGINか何かでプレイされたトーナメントシナリオで、デザインはかのゲイリー・ガイギャックス(D&Dのデザイナー)。旧きよき時代を象徴するかのような極悪ダンジョンなのだけれども(対応レベル14!)、特徴的なのはモンスターとのエ…