2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧
三宅陽一郎さんから、新著『人工知能のための哲学塾』(ビー・エヌ・エヌ)をご恵贈いただきました。これはゲームAI入門としても面白い内容です。 人工知能のための哲学塾作者: 三宅陽一郎出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社発売日: 2016/08/11メディア:…
日本SF大賞最終候補作となり、星雲賞参考候補作にもなった『北の想像力』ですが、そのコンセプトを受け継いだ連載を「北海道新聞」夕刊で月1回のリレー連載という形にて展開開始しています(2015年4月21日の「北海道新聞」夕刊より)。「現代北海道文学論 「…
東京創元社さんから、キジ・ジョンスン『霧に橋を架ける』(三角和代訳)の文庫版をご恵贈いただきました。年間ベストに投票したことありますが、もっと広い読者に読まれてしかるべきですね、やはり。 霧に橋を架ける (創元SF文庫)作者: キジ・ジョンスン,緒…
日本SF大賞最終候補作となり、星雲賞参考候補作にもなった『北の想像力』ですが、そのコンセプトを受け継いだ連載を「北海道新聞」夕刊で月1回のリレー連載という形にて展開開始しています(2015年4月21日の「北海道新聞」夕刊より)。「現代北海道文学論 「…
全日本中高年SFターミナルさんから、「SFファンジン」No.60をご恵贈いただきました。 入手希望の方はターミナルのサイトまで。大野典宏さんのミハイル・ヴェレルの翻訳が載っており、この一編のためにだけでも買う価値があります。
来たる2016年9月3日〜4日、新横浜で開催されるRPGを中心としたアナログゲーム総合イベント、ジャパンゲームコンベンション(JGC)2016にゲスト参加してまいります。 http://www.arclight.co.jp/jgc/ 岡和田晃の出演企画は下記。私の関わっているRPGのゲーム…
解説を担当した笙野頼子さんから、小山田浩子『穴』(新潮文庫)をいただきました。私、この作品、時事通信で書評したので自信持って言えますが、解説のために買う価値あります。 穴 (新潮文庫)作者: 小山田浩子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/07/28メ…
時間差告知。日本SF作家クラブ公認ネットマガジン「SF Prologue Wave」2016年7月20日号が公開されています。ウェブマガジンの強み、バックナンバーが流れてはおりませんのでご安心を。 私は仙田学さんの「鬼門コンパ」の第2回の編集と、『エクリプス・フェイ…
アトリエサードさんから、ナイトランド叢書の最新刊、E・F・ベンスン『塔の中の部屋』(中野善夫ほか訳、アトリエサード/書苑新社)をご恵贈いただきました。いやあ、ベンスンが単行本で読めるとは感動です。 塔の中の部屋 (ナイトランド叢書)作者: E・F・…
「すばる」2016年9月号に、陣野俊史『テロルの伝説 桐山襲烈伝』の書評「文学に政治を持ち込む戦術(タクティクス)の実践」を書きました。巧く書けたので校正で赤が入らず、一発OKでした! 初めてのことかもしれません。タイトルは、もちろんツイッター上で…
笠井潔さんから、野間易通さんとの対談書『3・11後の叛乱 反原連・しばき隊・SEALS』(集英社)をご恵贈いただきました。 これは面白いですね。現在進行形の「叛乱」にコミットしているがゆえに、どうしても近視眼的になりがちな当事者の語りに対し、笠井さ…
「TH(トーキング・ヘッズ叢書)」Vol.67「異・耽美〜トラウマティック・ヴィジョンズ」に寄稿しました。 特集レビューにて、アラン・ロブ=グリエ『快楽の漸進的横滑り』、サム・チャップ&アンドリュー・グリーンバーグ『ノド書』、生田耕作ほか『〈芸術〉…
東京創元社さんから、J・G・バラード『ハイ・ライズ』をご恵贈いただきました。映画が楽しみ! 読み直さねば。ハイ・ライズ (創元SF文庫)作者: J・G・バラード,村上博基出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2016/07/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (1…
発売中の「図書新聞」2016年8月13日号に、連載〈世界内戦〉下の文芸時評、第18回「優生学的な暴力に立ち向かうための声と論理」が掲載されています。今回はフロリダの銃乱射事件と相模原市の障害者殺傷事件という二つのヘイトクライムに絡めつつ、以下の作品…