2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

オリジナル・ゲームポエム『プレイヤー罵倒』が公開になりました

noteで、2019年10月に開発したオリジナル・ゲームポエム『プレイヤー罵倒』を発表しました。ペーター・ハントケ「観客罵倒」から着想したナラティヴ・ゲームで、テストプレイを経て、うまく回ることは確認済です。ゲームポエムについては、「現代詩手帖」201…

「Role&Roll」Vol.187に、『エクリプス・フェイズ』の入門シナリオ「敏腕ネゴシエーターは今日も完璧」が掲載

発売中の「Role&Roll」Vol.187に、『エクリプス・フェイズ』の入門シナリオ「敏腕ネゴシエーターは今日も完璧」が掲載されています。 「太陽系全土に放映される政治番組で、自分を擁護してほしいという依頼。持論を補強する材料を確保し、視聴者の支持を得ら…

「Role&Roll」Vol.187に、中世社会史を楽しく学べる「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典 第五十六回 悲劇に見舞われた自営業者――中世の娼婦」が掲載

「Role&Roll」Vol.187に、中世社会史を楽しく学べる「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典 第五十六回 悲劇に見舞われた自営業者――中世の娼婦」が掲載されています。ディジョンやロンドンの事情を例に、たくましく生きた娼婦たちの位置を紹介、またシャリヴァリと…

寿郎社の創業20周年セールおよび購入特典の『20周年記念紙JUっ!2020』に記念メッセージを寄稿

寿郎社の創業20周年セールが始まりました。コロナ禍への巻き返し企画です。 拙著『反ヘイト・反新自由主義の批評精神』、編著『北の想像力』、寄稿誌「メタポゾン」、解説担当『「物語る脳」の世界』などが、驚くほどお安く入手できます。 私は購入特典の『…

「SF Prologue Wave」2020年4月号に伊野隆之「ザイオン・イン・ザ・シャドウ(Part1)」および「Role & Roll」Vol.186「『エクリプス・フェイズ』シナリオ 土星の円卓の騎士、あるいは改竄された記憶の悦楽」が掲載

「SF Prologue Wave」更新。2020年4月20日号で、以下が掲載されました。 「SF Prologue Wave」2020年4月号、伊野隆之さんの『エクリプス・フェイズ』シェアード・ワールド小説「ザイオン・イン・ザ・シャドウ(Part1)」。 prologuewave.com 『月刊アナログ…

「TH(トーキング・ヘッズ叢書)」 No.82「もの病みのヴィジョン」 に『いまわしき死の使い』、『ハンセン病』、『リバティーン』レビュー、「山野浩一とその時代(11)」が掲載

「TH(トーキング・ヘッズ叢書)」 No.82「もの病みのヴィジョン」 が2020/4/30頃発売になります。 コロナ・ウイルス禍を考えるために必読の一冊です。 athird.cart.fc2.com 私はブライアン・クレイグ『いまわしき死の使い』(社会思想社現代教養文庫)、三…

児童文学・ミステリ作家、齊藤飛鳥さんによる「猫のいぬ間に」リプレイ

絶好調の齊藤飛鳥さんによる『コッロールの恐怖』リプレイですが、今回は表題作とカップリングで収められた「猫のいぬ間に」のリプレイになります。まさに抱腹絶倒といった塩梅ですが、同じく齊藤さんの『傭兵剣士』リプレイシリーズと一緒に、お楽しみいた…

児童文学・ミステリ作家の齊藤飛鳥さんによる「廃都コッロールのトークティパス」リプレイ

児童文学・ミステリ作家の齊藤飛鳥さんによる『コッロールの恐怖』関連リプレイですが、続いて掲載するのは「廃都コッロールのトークティパス」(「Role&Roll」Vol.183収録)、つまり『コッロールの恐怖』のスピンオフ(前日譚)です。 「Role&Roll」Vol177…

児童文学・ミステリ作家、齊藤飛鳥さんによる「ヴァンパイアの地下堂」(『コッロールの恐怖』所収)リプレイ

昨年、私のサイトで連載した『トンネルズ&トロールズ』完全版対応『傭兵剣士』リプレイが好評を博した作家の齊藤飛鳥さんが、新たに『コッロールの恐怖』と関連作のソロ・アドベンチャーのリプレイ小説を書いてくださいました。 akiraokawada.hatenablog.co…

東海大学文芸創作学科2020年度春学期シラバス(幻想文学・SF論)

今年度も東海大学文芸創作学科での非常勤講師として勤務します。以下、利便性を鑑み、シラバスをこちらにも公開しておきます。 2020年度 春学期 授業科目名 「サブカルチャーと文学」曜日 時限 水-4テーマ 「反サブカルチャー」としての幻想・SF論キーワード…

東海大学文芸創作学科2020年度春学期シラバス(ゲームデザイン論)

今年度も東海大学文芸創作学科での非常勤講師として勤務します。以下、利便性を鑑み、シラバスをこちらにも公開しておきます。 2020年度 春学期 授業科目名 「サブカルチャーと文学」曜日 時限 水-3テーマ 「反サブカルチャー」としての文学的ゲームデザイン…

詩誌「壘」Vol.4に、新作の現代詩「聖アントワーヌの篤信」が掲載

荒巻義雄さん主宰の詩誌「壘」Vol.4(壘の会、有限会社ネオセントラル、2020年4月15日号)に、新作の現代詩「聖アントワーヌの篤信」が掲載されました。フローベール等を下敷きにした形而上詩です。「壘」を講読希望の方は、akiraokawada@gmail.comまでご連…

「小説トリッパー」2020年春号の永江朗「「ヘイト本」について考える10冊」で『反ヘイト・反新自由主義の批評精神』が紹介

「小説トリッパー」2020年春号の永江朗「「ヘイト本」について考える10冊」で、『反ヘイト・反新自由主義の批評精神』について、取り上げていただきました。永江さんのお仕事は大学生の時から親しんできました。こうして『私は本屋が好きでした』と共闘でき…

形而上詩誌「白亜紀」156(2020.2)にて、岡和田晃詩集『掠れた曙光』が紹介

形而上詩誌「白亜紀」156(2020.2)にて、岡和田晃詩集『掠れた曙光』をご紹介いただきました。次号、作品も送ってありますので、掲載されると思います。

「図書新聞」2020年4月18日号に、〈「世界内戦〉下の文芸時評第六二回 緊急事態宣言に翻弄されない想像力の確保を!」が掲載

発売中の「図書新聞」2020年4月18日号に、〈「世界内戦〉下の文芸時評第六二回 緊急事態宣言に翻弄されない想像力の確保を!」が掲載。今回は、まさにタイトル通りです。ウイルス対応にまつわる棄民政策を批判し、消費税の廃止とベーシックインカムの必要性…

「図書新聞」2020年4月11日号にキャサリン・バーデキン『鉤十字の夜』の書評「ファシズムと女性差別の融合は現代日本の病理そのものである」が掲載

発売中の「図書新聞」2020年4月11日号に、キャサリン・バーデキン『鉤十字の夜』(日吉信貴訳、水声社)の書評「ファシズムと女性差別の融合は現代日本の病理そのものである フェミニズム・ディストピアSFの黙殺された古典」が掲載されています。かなり力を…