2008-01-01から1年間の記事一覧

HARP+HARNを遊んできました。

そういえば今月頭に、ICE JAPANを旗揚げされ、『ロールマスター』日本語版の復刊を手がけたことで話題になったヌヌ@幻想遊戯さん、『ハーンマスター』日本語版翻訳者の田沼貴弘さんたちと、『ハーンワールド』を遊んできました。 ・ICE JAPAN http://japan.i…

『ハーンワールド/ハーンマスター』コミュ二ティの管理人をしています。

そういえば、こちらでの告知はまだでした! 僕はソーシャルネットワーキングサイトmixiにて、汎用ファンタジー世界設定集『ハーンワールド』と、『ハーンワールド』を専門に扱ったファンタジーRPGのルールシステム『ハーンマスター』を楽しむためのコミュニ…

ハプスブルク帝国の情報メディア革命―近代郵便制度の誕生

『ハプスブルク帝国の情報メディア革命―近代郵便制度の誕生』を楽しむ。『傭兵の二千年史』の菊池良生の2008年の新刊だ。 どこから掘り出してきたのかわからない謎の資料で、郵便と交通という立場で古代ローマ時代から近代まで、郵便と道路の系譜学を延々と…

『宙返り』と『金毘羅』

「笙野頼子ばかりどっと読む」のPanzaさんが、大江健三郎の『宙返り』を読んで、応答エントリを書いてくださいました。『金毘羅』との対比が興味深いです。 グローバリズムと現代思想との関係性を考える際にこぞって謳われる「世界宗教」という言葉は、どう…

GFコンで『D&D』第4版のダンジョンマスターをしてきました。

12/23には東京は神田の損保会館で開催されました第135回ゲーマーズ・フィールドコンベンションにゲストでお招きいただき、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』第4版のダンジョンマスターをしてきました。 拙宅に参加された方のうち、第3.5版経験者は1人(1回のみ)…

HJコンで『D&D』第4版のダンジョンマスターをしてきました。

12/20の『ウォーハンマーRPG』オンリーコンベンションは参加できなかったのですが(皆勤記録が崩れてしまった……)翻訳チームの鈴木康次郎さんの話によれば、かなり盛況だったとのことでした。オールド・ワールドらしいブラックユーモアに満ち満ちていて素晴…

ボーン・レガシー

『ウォーハンマーRPG』翻訳チームの待兼音二郎さんが、小説『ボーン・レガシー』三部作を翻訳されました。なのでご紹介ー! 映画『ボーン・アイデンティティ』、『ボーン・スプレマシー』、『ボーン・アルティメタム』をもとにした小説になります。 翻訳チー…

新作あれこれ

『ウォーハンマーRPG』関連の新作が2点、12月末に発売されます。 1つ目はアンソニー・レイノルズの小説『渾沌のエンパイア』。訳には翻訳チームの待兼音二郎さんが参加しています。地を這い泥水を啜り混沌の化け物に脳髄をかち割られる、これこそが中世暗黒…

向井豊昭さんから新作が送られてきた!

向井豊昭さんは今年の6月30日に亡くなりました。 向井作品については、なんどもこのブログに書いています。タグの[向井豊昭]を見てみてください。あるいはWikipediaではすばらしく詳細な解説がなされています。 な、な、なんと、その向井豊昭さんの新作が送…

更新されない〈今ここ〉へ/J.G.バラード『クラッシュ』書評

以前、ニューウェーヴ/スペキュレイティヴ・フィクションのサイト「Speculative Japan」に、「書評――ディッシュのいわゆる『神曲』三部作について」を寄せて下さった渡邊利道さん(id:wtnbt)が、今回は、「更新されない〈今ここ〉へ/J.G.バラード『クラッ…

クリストファー・プリースト SFという形式

東條慎生(id:CloseToTheWall)さんがすばらしいクリストファー・プリースト論をニューウェーヴ/スペキュレイティヴ・フィクションのサイト「Speculative Japan」へ寄稿して下さいましたので、こちらでもご紹介させていただきます。 プリーストの傑作『魔法…

結果発表

第4回日本SF評論賞の受賞作が公開されました。 http://www.sfwj.or.jp/hyoron.html ご覧になったらわかるのですが、今回は敗退しました。 原因はただひとつ、僕の完全な力不足です。 負けたことによって、自分には何が足りないかがはっきりしたので、じっく…

快楽の漸進的横滑り

ロブ=グリエの映画。 Youtube掲載分は海賊版というよりも、予告編のように一部分の紹介だと理解しましたのでご紹介します。 日本ではVHSは未発売、イベント上映された程度という代物ですが、幸いなことに日本語でスチール写真つきシネ・ロマン(脚本)を読…

『その男ゾルバ』がいい感じ!

「復刊ドットコム」にて二コス・カザンザキス『その男ゾルバ』がいい感じに票を集めています。 ようやく規定の100票を突破しました! これで復刊交渉が始まる目処がつきましたが、いまだ予断を許しません。まだ投票していない方、よろしければ、復刊投票にご…

12月23日のGFコンで『D&D』第4版のダンジョンマスターをする予定です。

12月23日に開催される第135回ゲーマーズ・フィールド・コンベンションに、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』最新の第4版のダンジョンマスターとして参加します。 ・FEAROnline(Top→インフォメーション→GFコンベンション) http://www.fear.co.jp/ 予定しているシ…

カレワラ

フィンランドの民族的叙事詩。シベリウス好きは必見。 それが岩波少年文庫から出た! イラストもすばらしい! おお、おお、おお!カレワラ物語―フィンランドの神々 (岩波少年文庫 587)作者: 小泉保,川島健太郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/11/14メ…

TRPG.NET WIKIでご紹介いただいています。

TRPG.NET WIKIで拙ブログや僕が関わった作品をご紹介いただいています。 見やすく、便利です。どなたが作ってくださったのか知りませんが、ありがとうございます。かなりの労力だったことと思います。 ・「混沌の渦」 http://hiki.trpg.net/wiki/?Maelstrom…

見田航介さんの『ウォーハンマー・コンパニオン』紹介文

なんとなくご存知ない方が多い気がするのですけれども、アナログゲーム者には『メタルヘッドエクストリーム』などのイラストワークですっかりお馴染みの見田航介さんは、実は発売されたばかりの『ウォーハンマー・コンパニオン』の翻訳も手がています。ウォ…

『ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版コンベンション in 東京』の締め切り間近です。

明日12月5日、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』第4版のプレイヤーズハンドブックがようやく日本語でお目見えします! けっこう感無量や。ダンジョンズ&ドラゴンズ プレイヤーズ・ハンドブック第4版 (ダンジョンズ&ドラゴンズ基本ルールブック)作者: ロブハイン…

『ウォーハンマーRPGコンベンション in 東京』締め切り間近です。

こちらはオフィシャルなイベントの紹介です。 12月20日にホビージャパン主宰の『ウォーハンマーRPG』のコンベンションが開催されます。締め切りは12月8日! 今回、予定がどうしてもあわせられず、僕は参加できないのですが、マスターは折り紙つきの実力者揃…

たいぺいさんのプレイリポートが面白いです。

こちらもやたらと熱い『ウォーハンマーRPG』者であるたいぺいさんのプレイリポートをご紹介します。密かに、「トラベラー富国強兵キャンペーン」のファンです(笑) ものすごい頻度でRPGを遊ばれている方ですが、そのクオリティもなかなか。 現在は、キャン…

『ウォーハンマーRPG』を遊べるサイト、再び紹介!

僕の友人に、やたらと熱い『ウォーハンマーRPG』ファンであるこれくら!さんという人がいます。 『ウォーハンマーRPG』とは、ジャック・ヨーヴィル(キム・ニューマン)の小説でもお馴染み、ルネッサンス期からドイツ30年戦争期を髣髴とさせるRPGのことを指…

新版出ている!

Dragon Warriors: The Classic British Fantasy Roleplaying Game作者: Dave Morris,Oliver Johnson出版社/メーカー: Mongoose Pub発売日: 2008/10/29メディア: ハードカバー クリック: 6回この商品を含むブログ (2件) を見るやった! これでまたベイリン卿…

魔界の地下迷宮

魔界の地下迷宮―グレイルクエスト〈03〉 (Adventure Game Novel―グレイルクエスト)作者: ハービーブレナン,J.H. Brennan,日向禅,フーゴハル出版社/メーカー: 創土社発売日: 2008/12/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 16回この商品を含むブログ (9件) …

CM

こちらに。 一見、欠点を並べているようだが、行間から愛情がひしひしと伝わってくるよ。 欠点を越えてでも遊んでしまう何かが、このRPGにはあるということか。俺もそうだった。

『ウォーハンマー・コンパニオン』のエラッタ

さて、いよいよ明日『ウォーハンマー・コンパニオン』が発売されます。楽しみにして下さっている方が多いことと思います。ウォーハンマー・コンパニオン (ウォーハンマーRPGサプリメント)作者: ウォーハンマーデザインチーム,待兼音二郎,鈴木康次郎,阿利浜秀…

「ライク川にかかる橋」修正版がアップロードされました。

『ウォーハンマーRPG 日本語版 公式サイト』に発表されておりました無料ダウンロードシナリオ「ライク川にかかる橋」ですが、若干の誤植が発生しておりました。 すでにダウンロードいただいている方には申し訳ない限りですけれども、誤植を直した版がアップ…

追悼記事

絶賛、修羅場中だが、これだけは言わせてくれ。 〈SFマガジン〉12月号の、大森望さんのベイリー追悼エッセイの沸点の高さにじぃんと来た。 そうだ、俺たちは、ベイリーが大好きだったんだ! S-Fマガジン 2009年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 早川書房発売…

『混沌の渦』復刊、サプリも出てるよ!

(禿頭の巨漢が語る。目つきはふてぶてしく、息も荒く、いまにも暴れ出しそうだ) ごめん、修羅場中なんだ。でも、これだけは書かせてくれ。以前くびり殺したインカ人の目玉にかけて! 実は、このブログは日本でいちばん『混沌の渦』の情報が充実したブログ…