(禿頭の巨漢が語る。目つきはふてぶてしく、息も荒く、いまにも暴れ出しそうだ)
ごめん、修羅場中なんだ。でも、これだけは書かせてくれ。以前くびり殺したインカ人の目玉にかけて!
実は、このブログは日本でいちばん『混沌の渦』の情報が充実したブログを目指している。嘘じゃない。
俺、「狂えるスコットランド人」ジョック・ハンフォーサムは、『D&D』も大好きだが、『混沌の渦』も同じくらい好きだからな。そりゃ、つまり、三度の飯より好きだってことだ。実際、現役でキャンペーンに参加している。
『混沌の渦』ってなんだ? っていうアブラハム人の旦那は悪いがこちらを見てくれ。
『混沌の渦』って知ってるが、過去のゲームだと思ってる自由労働者の旦那は、こちらのすげぇプレイリポートを見て腰を抜かしてくれ。
その『混沌の渦』、実は、今年になってArion Gamesという会社から、PDF販売で復活しているんだ。
それは知っていた。じっと様子を見守っていた。するとなんと、サプリメントも出てるじゃないか!
シナリオ“Strange Days In Nayland”は、無料でダウンロードできる(!)
“The Sward And the Stone”は、DriveThruRPGで、僅か4ドルという驚きの価格だ。
・DriveThruRPG
http://rpg.drivethrustuff.com/index.php?cPath=1684_4422
・RPG NOW
http://www.rpgnow.com/product_info.php?products_id=54233&filters=0_0_0&manufacturers_id=667
ためしに “Strange Days In Nayland”を落としてみた。「時は1540年。イングランドの国王ヘンリ8世が統治する時代……」な掴みに悶絶する。これがなんと26ページものシナリオ。しかも、登場人物のポートレート、キャラクターシート、セッティングにハンドアウトまで付いている!
そして、シナリオにキャンペーンシナリオ、『混沌の渦・コンパニオン』(!)、セッティングガイドに、ペーパーミニチュア、フリー・マテリアルまで「Coming Soon」になっている!
フィー、フィー、フォー、フム! 俺、こんなに興奮したの久しぶりだあ!
……おや、誰かがドアをノックした。この棍棒でいっちょ、ご挨拶してやるか!
「おい、この棍棒についているピューレになりたくなけりゃ、『混沌の渦』が復刊したって話を、村中のみんなに触れ回ることだな! ついでに言えば、ダウンロードは自己責任でやっとくれよ! ちなみにもちろん英語だ! もし日本語にしてほしければ……おーい、どっかに引き受け先があれば、俺が訳すぞーい!」
「そうそう、著者のアレクサンダー・スコット氏のインタビューはこちらで読める(PDFファイル)。氏は『AD&D』のヘヴィユーザーだったみたいだな。冒頭はノルウェー語だけれども、後半は英語だよ。訳す時間はいま取れない、ごめん。ルールブック執筆当初は学生だった彼も、現在ではUnivercity College of Londonで数学者をしているそうだ。ちなみに、本国でも『混沌の渦』の売れ行きは悪くなかったらしい。うへー、勉強になるな!」
追記:こちらの巻末に、私がレフリーをつとめた『混沌の渦』のリプレイ漫画が収録されています。
- 作者: 緑一色
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2009/09/09
- メディア: コミック
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