三島由紀夫が安部公房と対談したとき、サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』を評して、 「僕はあの戯曲、『ゴドー』が最後までやって来ないというのに、我慢がならんのですよ」 と言ったうえで、安部と何度か言葉を交わし、結局は、 「しかし、『ゴ…
私の抱えている課題のひとつに、ドイツ古典主義美学を問い直すことで、モダニズムそのものを再考するというものがあるのですが、そのときに参照したのが、ナチスのイデオローグとして悪名高いドイツの公法学者カール・シュミット(1888〜1985)の『政治神学』…
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