2006-02-14から1日間の記事一覧

ニコス・カザンザキスの『その男ゾルバ』を読み終わる。傑作。

三島由紀夫が安部公房と対談したとき、サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』を評して、 「僕はあの戯曲、『ゴドー』が最後までやって来ないというのに、我慢がならんのですよ」 と言ったうえで、安部と何度か言葉を交わし、結局は、 「しかし、『ゴ…