2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧
さて、いよいよです。 いよいよ、本日7/31、『ミドンヘイムの灰燼』が発売になります。 ミドンヘイムの灰燼 (ウォーハンマーRPG シナリオ)作者: グレアム・デイヴィス,岡和田晃出版社/メーカー: ホビージャパン発売日: 2008/07/31メディア: 単行本(ソフト…
さて、「混沌狩り」は今回でひとまず終了するわけですが、「リプレイにできたらないいな」と思っている腹案は、実は、まだまだたくさんあります。 ミドンヘイムのシナリオフックを活かした、下水道の冒険キャンペーン(「もう臭いのも慣れたろう!」「あれ、…
『GAME JAPAN』誌(ホビージャパン)9月号に、『ウォーハンマーRPG』の連載リプレイ「混沌狩り」第3回「始まりの終わり」が掲載されています。GAME JAPAN (ゲームジャパン) 2008年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: ホビージャパン発売日: 2008/07/30メディア:…
既に『早稲田文学』のサイトにも出ていますが、6月30日朝、肝臓癌のため逝去。 20代の頃、結核を治療する際に受けた輸血が原因で癌に罹患し、今年に入ってからかなり容体が悪化していたとのことです。 そのような状況のなか、新刊『怪道をゆく』が出せるとこ…
宇野邦一の『他者論序説』を読んでいるが、全編を覆う、張り詰めた、極めて不穏な空気に触れ、驚いている。 81年、『意味の果てへの旅』でデビュー以降、「境界」について、絶えず意識を巡らせてきた宇野氏だが、『他者論序説』は図抜けている。ともすると「…
※デザイナー追悼のため、また、日本語展開がもっともっと続いてほしいとの気持ちから、『ハーンワールド』を手に入れた際、某所に軽く書いたノートを、ここに再掲しておきます。 そういえば最近、『ハーンワールド』を入手いたしまして、ちょくちょく読み進…
『ハーンワールド』/『ハーンマスター』のデザイナーが逝ってしまった…。 ご存知ない方のために。 『ハーンワールド』ってこれです。 13世紀ブリテン島をモティーフにした読みやすく、それでいて精緻極まりない設定。 プレートテクトニクス理論をきちんと押…
続いて、同じく見田さんの書かれたプレイリポートをご紹介いたします。 こちらは、ホビージャパンRPGコンベンションで知り合った方々、また、WORLDWIDE D&D GAME DAY 2007を通して仲良くなった方々などと、一緒にプライベートで遊んだセッションの記録となっ…
『メタルヘッドエクストリーム』や『エムブリオマシンRPG』など、アナログゲーム関係のイラストワークでもすっかりお馴染みのイラストレイター/漫画家の見田航介さんには、もうひとつ、別な顔があります。 実は見田さん、『ウォーハンマーRPG』関係の翻訳家…
8月の上旬は、なんと『ウォーハンマーRPG』が遊べるイベントが2つも開催されるようですよ! 誰にも頼まれていないけど、『ウォーハンマーRPG』を遊ぶ場所がないという方のために、勝手に宣伝部(笑)ウォーハンマーRPG 基本ルールブック作者: クリスプラマス…
ラファティ者のらっぱ亭さんに教えていただいたのですが、「ニューヨーク・タイムズ」に、ディッシュの訃報について、かなり詳しく触れられているようです。 ただ、ディッシュ論を書いていた身としては、あまりにも心が痛む話なので、このブログには原文は貼…
先日このブログに書きましたエントリ「『蟹工船』の次はトマス・ディッシュ『334』を読もう。」ですが、ニューウェーヴ/スペキュレイティヴ・フィクションのサイト、「Speculative Japan」にてご紹介いただきました。 拙文に過大なご評価をいただきまして、…
バロン・ミュンヒハウゼンってご存知でしょうか。 ドイツの民話の登場人物で、日本では、ほら吹き男爵の名前で知られてます。日本昔話で言う、吉良六(きっちょむ)さんみたいなものですな。 テリー・ギリアムの映画『バロン』(最高です)の原題は、 「ミュ…
7月31日発売予定の『ミドンヘイムの灰燼』の予約が、Amazon.co.jpをはじめ、さまざまなオンライン書店やゲームショップで開始されています。ミドンヘイムの灰燼 (ウォーハンマーRPG シナリオ)作者: グレアム・デイヴィス,岡和田晃出版社/メーカー: ホビージ…
ローカスオンラインにて、トマス・M・ディッシュの訃報が伝えられました。 Death: Thomas M. Disch SF author, critic, and poet Thomas M. Disch, born 1940, died July 4, 2008, of suicide in his New York City apartment. Ellen Datlow reports that Di…
「異教徒どもに神の教えを伝えるため十字軍に出かけていたその隙に、従兄弟に領土を乗っ取られてしまったんだ。だから、俺は東を見るとき、いつも悲しい顔をするのさ」――ベイリン卿 『ドラゴン・ウォーリアーズ』をご存知でしょうか。 1990年ごろから、92年…