2020-01-01から1年間の記事一覧

詩誌「壘」6号に寄稿した「ジェイムズ翁のトールテール」をnoteに採録

詩誌「壘」6号に寄稿した「ジェイムズ翁のトールテール」をnoteに採録しました。 note.com

「ウォーロック・マガジン」Vol.9が1月15日発売、各種ショップで予約開始

「ウォーロック・マガジン」Vol.9が1月15日発売、各種ショップで予約開始となっています。岡和田晃は『トンネルズ&トロールズ』完全版用の多人数シナリオ「トロールの国のアリス」を執筆。単体でも、Vol.8の「天空の国のアリス」の続編としてもプレイ可能。…

Readers Storeで電子書籍を買うと、対象作家のデジタルサインが付いてくるフェアが2020年12月25日より開始

ソニーの電子書籍ストアReaders Storeで電子書籍を買うと、対象作家のデジタルサインが付いてくるフェアが2020年12月25日より開始です(日本SF作家クラブに関したフェア)。 岡和田晃の本で同ストアで電子版があるのは、『反ヘイト・反新自由主義の批評精神…

「SFマガジン」2021年2月号に、「SF・ファンタジー・ホラー関係者有志の声明文」についての文章が掲載

発売中の「SFマガジン」2021年2月号に、「SF・ファンタジー・ホラー関係者有志の声明文」についての文章を掲載いただきました。編集部のご理解に感謝します。これまで署名いただいた方々、ありがとうございます。まだまだ賛同署名募集中です! よろしくお願…

「SF Prologue Wave」2020年12月19日号で、『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.194「『エクリプス・フェイズ』シナリオ かぐや姫の願い Go To 秋葉原」』が掲載

「SF Prologue Wave」2020年12月19日号で、『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.194「『エクリプス・フェイズ』シナリオ かぐや姫の願い Go To 秋葉原」』が掲載されました。シナリオの紹介記事です。 sfwj.fanbox.cc

藤元登四郎『祇園「よし屋」の女医者』(小学館文庫、2021年1月4日発売)の解説を書きました

藤元登四郎『祇園「よし屋」の女医者』(小学館文庫、2021年1月4日発売)の見本が届きました。 岡和田晃は、解説「歴史小説と精神医学小説の融合というウクロニーの新境地」を書いています。帯裏にも、解説からの抜粋が記されています。 『〈物語る脳〉の世…

「FT新聞」No.2883に、齊藤飛鳥さんによる『トンネルズ&トロールズ完全版 ソロアドベンチャー 青蛙亭ふたたび』のリプレイ小説が掲載

2020年12月15日発行の「FT新聞」No.2883では、齊藤飛鳥さんによる『トンネルズ&トロールズ完全版 ソロアドベンチャー 青蛙亭ふたたび』のリプレイ小説が掲載されています(初出は私のサイトです)。以下の保管庫でも読むことができます。 https://ftnews-arc…

「詩と思想」2020年9月号・10月号にて言及

「詩と思想」2020年9月号(土曜美術社出版販売)掲載、柴田望「地域からの発信・旭川》「ある期間に起きたこと~特殊性と普遍性、旭川歴史市民劇による神話的空間の構築、北海道の詩のイベント報告、いままでとこれから、超現実の現実、変形の運動。~」で、…

藤沢周『言葉である。人間である。読書術極意』に『反ヘイト・反新自由主義の批評精神』評

藤沢周『言葉である。人間である。読書術極意』(言視社2020)が出ています。「東京新聞」での連載「三冊の本棚」6年半ぶんをまとめた文芸時評集で、リーダビリティが高い一冊です。私の『反ヘイト・反新自由主義の批評精神』(寿郎社2018)についての評も、…

「図書新聞」2020年12月19日号の2020年度下半期読書アンケートに回答

本日発売の「図書新聞」2020年12月19日号は2020年度下半期の読書アンケート掲載号で、岡和田晃の回答も掲載されております。 これまで同紙の連載時評、他の書評等で言及していないものを挙げています。以下の4冊で、挙げた理由については、紙面でご確認さい…

「Role&Roll」Vol.194に、ポストヒューマンRPG『エクリプス・フェイズ』のシナリオ「かぐや姫の願い:Go To 秋葉原」が掲載

アナログゲーム情報書籍「Role&Roll」Vol.194に、ポストヒューマンRPG『エクリプス・フェイズ』のシナリオ「かぐや姫の願い:Go To 秋葉原」が掲載されています。羊の皮を被った異色のノワール・シナリオで、与太っぽい導入から行き着くクライマックスの妙を…

翻訳家による選書企画「はじめての海外文学」vol.6および「はじめて出会う世界の絵本」に参加しました

毎年選書している、翻訳家による選書フェア「はじめての海外文学」。今年のvol.6は、岡和田はクラーク・アシュトン・スミス著/安田均・柿沼瑛子・笠井道子・田村美佐子・柘植めぐみ訳『魔術師の帝国《3 アヴェロワーニュ編》』(書苑新社)を推薦しました…

「ナイトランド・クォータリーvol.23 怪談 (KWAIDAN)―Visions of the Supernatural」の発売

本日は「ナイトランド・クォータリーvol.23 怪談 (KWAIDAN)―Visions of the Supernatural」の発売日です。海外作品の翻訳と国産書き下ろし小説14編、批評やブックガイドも充実。あなたの書架にも加えてください。定期購読を申し込んでいただくと、特典ペーパ…

「図書新聞」2020年12月12日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第七〇回 〈書くことの根拠〉を創造する地下茎の連帯」が掲載

発売中の「図書新聞」2020年12月12日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第七〇回 〈書くことの根拠〉を創造する地下茎の連帯」が掲載されています。今回はGoToトラベルの影響による感染拡大と「現状の否認」を批判し、渋谷の野宿女性殺人事件にも言及しつつ…

「現代詩手帖」2020年12月号の奥間埜乃「わたしには名前がない、あなたは?」で、「早稲田学報」2020年6月号に寄稿した「プロレタリア詩の誕生」が言及

「現代詩手帖」2020年12月号の奥間埜乃さんの新鋭展望「わたしには名前がない、あなたは?」で、「早稲田学報」2020年6月号に寄稿した「プロレタリア詩の誕生」が言及されています。詩壇的な空気に中指を立てる作風、孤軍奮闘している作品への目配りをも怠ら…

12月1日付の「FT新聞」No.2869で、齊藤飛鳥さんによる『傭兵剣士』リプレイが配信

本日2020年12月1日付の「FT新聞」No.2869で、齊藤飛鳥さんによる『トンネルズ&トロールズ完全版』の『傭兵剣士』小説リプレイが配信されました。本サイトからの採録ですが、ぜひご堪能ください。こちらの保管庫からも読めます。 T&T初心者が最初はぎこちな…

「現代詩手帖」2020年12月号のアンケート「今年度の収穫」に、今回から参加しています。

「現代詩手帖」2020年12月号のアンケート「今年度の収穫」に、今回から参加しています。 取り上げたものは以下。 「図書新聞」、「ナイトランド・クォータリー」等の他の私の批評で取り上げていないものに言及しています。コメントは雑誌の現物をご参照くだ…

ビョーン=オーレ・カムさんの新刊『Role-Playing Games of Japan』(Palgrave Macmillan, 2020)が刊行

ビョーン=オーレ・カムさんの新刊『Role-Playing Games of Japan』(Palgrave Macmillan, 2020)で、岡和田晃の『世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷 SF・幻想文学・ゲーム論集』(アトリエサード2017)が参考文献にあがっています。 こちらはビョーンさん…

2020年12月5日付の「図書新聞」で、下楠昌哉さん、東雅夫さんとの鼎談「世界標準の幻想文学論研究へ アカデミズム、英文学、愛好家の枠を超えて」が1、2面に掲載。

2020年12月5日付の「図書新聞」で、下楠昌哉さん、東雅夫さんとの鼎談「世界標準の幻想文学論研究へ アカデミズム、英文学、愛好家の枠を超えて」が1、2面に掲載。『幻想と怪奇の英文学IV』(春風社)刊行記念です。既存の研究蓄積をふまえながら、タコツボ…

「映画秘宝」2021年1月号および「文藝」2020年冬号で「ナイトランド・クォータリー」が紹介

「映画秘宝」2021年1月号(双葉社)で、「ナイトランド・クォータリー vol.22 闇夜の怪異、銀幕の歌聲」より、柳下毅一郎インタビュー、柳下氏訳のエド・ウッド「最後のカーテン」に、ロバート・ブロック「映画製作者のためのささやかなアドバイス」(拙訳)…

「ナイトランド・クォータリーvol.23 怪談 (KWAIDAN)―Visions of the Supernatural」が、 2020/12/8ごろ発売

「ナイトランド・クォータリーvol.23 怪談 (KWAIDAN)―Visions of the Supernatural」が、 2020/12/8ごろ発売されます。 定期購読者には、特典ペーパー「ナイトランド・クォータリー・タイムス(ナイトランド航海録)」も付いてきます。 以下、アトリエサード…

日本SF作家クラブの公式ネットマガジン「SF Prologue Wave」2020/11/21号に、「『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.193「『エクリプス・フェイズ』の1人用“超”入門ミッション「流れよわが涙、と監視官は言った」』の紹介が掲載

日本SF作家クラブの公式ネットマガジン「SF Prologue Wave」2020/11/21号に、「『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.193「『エクリプス・フェイズ』の1人用“超”入門ミッション「流れよわが涙、と監視官は言った」』の紹介が掲載されています。 …

「日本近代文学」第103集(日本近代文学会)で、山﨑眞紀子さんによる『現代北海道文学論』の紹介

「日本近代文学」第103集(日本近代文学会)で、山﨑眞紀子さんが『現代北海道文学論』の紹介を寄せて下さいました。「案内される先は、その成り立ちから北海道がいかに「他者性」と切り結び、風土として現前化しているかを問う場である」。望外の喜び、まこ…

「FT新聞」No.2855で、トンネルズ&トロールズ完全版シナリオ『運命の森で待つ試練』(作:岡和田晃/英真弥)が配信

2020年11月17日付、FT書房のメールマガジン「FT新聞」No.2855で、トンネルズ&トロールズ完全版シナリオ『運命の森で待つ試練』(作:岡和田晃/英真弥)が配信されました。 本作は内容からしてFT新聞向きだと思い、提案した次第です。アーカイブからも読め…

一般社団法人日本詩人クラブに入会を承認いただきました

網谷厚子さん、塩野とみ子さんの推薦を頂戴しまして、岡和田晃は、2020年11月27日付けで一般社団法人日本詩人クラブに入会を承認いただきました。

異形の魔導書『暗黒詩篇』と「ヨグ=ソトースの飛沫」

FT書房もといCT書房より、『暗黒詩篇』と名付けられた異形の魔導書が届いた。「ヨグ=ソトースの飛沫」なる巻頭作では、フーゴ・ハルもといヒューゴ獏という怪紳士に、杉本ヨハネもとい逆杉ヨハン編集長が翻弄され、怪しげな図書館には岡肌晃博士の神秘思想…

「闇にたたずみ「風の音」を聞く――詩人・上林俊樹の再評価のために【付・著作リスト】」をnoteで公開

「現代詩手帖」2020年11月号の拙稿「もう一つの「二十世紀日本語詩」史を想起せずにはいられない」とリンクする記事「闇にたたずみ「風の音」を聞く――詩人・上林俊樹の再評価のために【付・著作リスト】」をnoteで公開しました。本論では紙幅の都合上、割愛…

「図書新聞」2020年11月14日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第六九回 分断を回避する多角的まなざしとしての時間の還流」が掲載

発売中の「図書新聞」2020年11月14日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第六九回 分断を回避する多角的まなざしとしての時間の還流」が掲載されています。今回は、「大阪都構想」の賛否をめぐる住民投票、引き続き、日本学術会議の任命拒否騒動を取り上げて…

「Role&Roll」Vol.193に「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の第五十九回「ビーチリゾートに“岸壁の母”? イスラム海賊の略奪の暴威」が掲載

好評発売中の「Role&Roll」Vol.193に、「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の第五十九回「ビーチリゾートに“岸壁の母”? イスラム海賊の略奪の暴威」が掲載されています。今回はバルバリア海賊を扱いましたよー! Role&Roll Vol.193 発売日: 2020/10/17 メディ…

SF・ファンタジー・ホラー関係者有志による声明文

ロシアSF翻訳家で、「SFマガジン」に「サイバーカルチャートレンド」を長期連載中の大野典宏さんと、「SF・ファンタジー・ホラー関係者有志の声明文」を始めました。 「日本学術会議に対する政府の強制介入」に対する抗議声明です。 ニュースサイトVG+で取…