はじめに

※蔵原大さんの遺稿追悼文集をこちらで無償頒布中です。・自己紹介 ・Twilog ・訂正記事 単著ほか最近の仕事 現代北海道文学論―来るべき「惑星思考(プラネタリティ)」に向けて藤田印刷エクセレントブックスAmazon※編著『現代北海道文学論』が発売になりました…

4月22日、大久保ひかりのうまで「ガザ・パレスチナへの詩と歌~第二のナクバに対して~」に出演

ガザでの虐殺に文学を通じて抗議するイベントが執り行われます。4月22日(月)のアースデイ、大久保ひかりのうまで「ガザ・パレスチナへの詩と歌~第二のナクバに対して~」が開催(主宰:桜井真樹子さん)。冷笑に陥らない行動はとても大事です。詳細と出演…

一線を超えた中傷について

アイヌ民族への差別煽動表現(ヘイトスピーチ)がやみませんが、アイヌ差別へ反対する者らへの度を超えた中傷も続いています。 私に関しても、インターネット上で、「岡和田が非常勤先で卒論指導した折、夏目漱石をやりたいと言った学生に、マイノリティ文学…

12月19日に、来日されるソマイア・ラミシュさんとの対話イベントに出演します

アフガニスタンの亡命詩人ソマイア・ラミシュさんの来日に伴い、12月19日(火)16:00より、横浜のことぶき共同スペースで、佐川亜紀さん・大田美和さんと一緒に、お話をさせていただきます。主にソマイアさんへのインタビューで、英日対訳形式をとります。…

岡和田晃×森澤友一朗さんトークイベント 「〈ルリユール叢書〉で読むセリーヌの世界」が11月25日14時から開催

2014年に『聖地Cs』&『向井豊昭の闘争』発売記念での木村友祐さんとのイベント以来、なんと9年ぶりに東京堂書店神保町店でのイベントに久しぶりに出ます(東京堂ホール)。ご足労いただければ嬉しいです。 ルリユール叢書50冊刊行! セリーヌ『戦争』刊行記…

2023年11月3日(金・祝)にロブ・ボイル来日記念『エクリプス・フェイズ』トークショー&サイン会を開催します!

■イベント情報 ロブ・ボイル来日記念『エクリプス・フェイズ』トークショー&サイン会 ●日時 11月3日(金・祝)/12:00~14:00※11:30から入場が可能です。12:00からイベント開始となりますので、開始時間までの入場をお願いします。※入場可能時間までは、会…

2022年3月の仕事

【対談】「図書新聞」2022年4月2日号で樺山三英さんとの対談「内宇宙からのゲリラ戦」 訂正「月の呼ぶ村」→「月の飛ぶ村」【広告】「図書新聞」2022年4月2日号に、『いかに終わるか 山野浩一発掘小説集』(小鳥遊書房)【批評】「詩界」No.269(日本詩人クラブ…

2022年2月の仕事

【被言及】「SF Prologue Wave」に、高槻真樹さんによる「つなぎ目の一冊—M・ジョン・ハリスン『ヴィリコニウム-パステル都市の物語』」【被言及】「潮流詩派」268号で、角朋美さんの前号展望で、拙詩「ご臨終」、批評「簒奪された「社会派」への信頼、歴史感…

2022年1月の仕事

【シナリオ執筆】「Role&Roll」Vol.208に、『エクリプス・フェイズ』の1人用“ 超”入門ミッション「既知宇宙(ノウンスペース)の鍵、二つの指輪」が掲載。【詩作】「白亜紀」162号(2022年2月1日)に「水際の露光」が掲載。【企画】「SF Prologue Wave」に、Inte…

「ナイトランド・クォータリー・タイムス」issue15内容紹介

「ナイトランド・クォータリーVol.30 暗黒のメルヘン〜闇が語るもの」の見本誌と定期購読者向け「ナイトランド・クォータリー・タイムス」issue15です。 以下、「ナイトランド・クォータリー・タイムス」issue15の内容を紹介します。 1面:「【名作探訪】デュ・…

「白亜紀」164号(2022年10月号)に、形而上詩「来訪者」を寄稿

「白亜紀」164号(2022年10月号)に、形而上詩「来訪者」を寄稿しました。KOTOBA Slam Japan 北海道大会2022で先んじてお披露目した作品で、私の記憶に、たとえばラミュ『詩人の訪れ』や、シュトルム『みずうみ』等から触発されたイメージを重ね書きしています…

「北海道新聞」8月22日夕刊に、中村康利さんによる『アイヌ文化史辞典』(吉川弘文館)の書評

「北海道新聞」8月22日夕刊に、中村康利さんによる『アイヌ文化史辞典』(吉川弘文館)の書評が出ました。この辞典て、私は鳩沢佐美夫の項目を担当しています。 アイヌ文化史辞典 吉川弘文館 Amazon

「ナイトランド・クォータリーvol.30 暗黒のメルヘン〜闇が語るもの」発売中

僭越ながら私が編集長をしております、「ナイトランド・クォータリーvol.30 暗黒のメルヘン〜闇が語るもの」が、2022/9/9頃に発売となりました。 今回も強力ラインナップでお届けいたします。 athird.cart.fc2.com 幻視者のためのホラー&ダーク・ファンタジ…

『ウォーハンマーRPG』第4版の新作サプリメント『ライクランドの記念碑』のPDF販売が開始

『ウォーハンマーRPG』第4版の新作サプリメント『ライクランドの記念碑』のPDF販売が開始(リンクはコノス)。五つの注目すべき記念碑、彫像、塔が紹介されており、世界観の理解、シナリオソースに最適です。私は待兼音二郎さんと翻訳監修に入りました。 con…

「図書新聞」2022年10月29日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第九二回 それでも語り続け、解放を求めねばならない」が掲載

発売中の「図書新聞」2022年10月29日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第九二回 それでも語り続け、解放を求めねばならない」が掲載されています。今回は「国葬」の強行および日本政府によるミャンマー軍事政権を招待したこと、統一協会(教会)との癒着を…

「フラジャイル」15号に「あなたはまだキーウへ行ったことがない(私も)」の翻訳協力および解説、「現代北海道文学研究(五)」が掲載

詩誌「フラジャイル 」15号にて、羅毓嘉著、劉靈均訳「あなたはまだキーウへ行ったことがない(私も)」の翻訳協力および解説を担当しました。 加えて連載「現代北海道文学研究(五)利尻・礼文文学としての村上利雄と大江健三郎」も掲載されています。

 藤元登四郎『祇園「よし屋」の女医者』(小学館文庫)が、啓文堂書店時代小説文庫大賞の第1位

藤元登四郎さんの『祇園「よし屋」の女医者』(小学館文庫)が、啓文堂書店時代小説文庫大賞の第1位の帯付きバージョン、藤元さんが私の元にも見本を送ってくださいました。なんと3刷! 私は解説を書いています。

研究会「Decolonizationを拓く:当事者性がつながる 先住民、殖民者、外国人、「二世」、アライ」で、「「御料牧場」の表象と、〈アイヌ〉への「国民教育」を発表

2022年9月13日に、北大アイヌ・先住民研究センターで開催された研究会「Decolonizationを拓く:当事者性がつながる 先住民、殖民者、外国人、「二世」、アライ」 で、「「御料牧場」の表象と、〈アイヌ〉への「国民教育」と題した発表を行いました。参加者の…

『サロメ幻想〜ワイルド、ビアズリーから現代作家まで』刊行

お手伝いした『サロメ幻想〜ワイルド、ビアズリーから現代作家まで』(アトリエサード)が出ました。「ナイトランド・クォータリー」Vol.29とセットでお愉しみください。 「サロメ幻想〜ワイルド、ビアズリーから現代作家まで」 2022/8/30ごろ店頭へ! - ア…

「Role&Roll」Vol.215に、戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の第七十回、「奇跡に満ちた、血で血を洗う宗教国家――オットー朝東フランク王国」が掲載

「Role&Roll」Vol.215に、戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」の第七十回、「奇跡に満ちた、血で血を洗う宗教国家――オットー朝東フランク王国」が掲載。メールゼブルク司教ティートマルの『年代記』、オットー朝の始祖ハインリヒ1世、息子のオットー1世、オットー…

「図書新聞」2022年9月24日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第九一回 「国葬」の動因となる日本的抒情にこそ「否」を突きつけよ!」が掲載

発売中の「図書新聞」2022年9月24日号に、「〈世界内戦〉下の文芸時評 第九一回 「国葬」の動因となる日本的抒情にこそ「否」を突きつけよ!」が掲載されています。「国葬」なる馬鹿げた企てに断固として「否」をつきつけつつ、以下の作品を取り上げています。 ・…

「21世紀文学 旭川の文学者たちⅠ」の様子を紹介

3年ぶりに帰省して、旭川文学資料館の展示「21世紀文学 旭川の文学者たちⅠ」を見て参りました。ここでは光栄なことに、実は、この展示会では私についての展示もあります。好評につき、メガセンタートライアル旭川店および市役所にも拡張される予定とのことで…

2022年9月23日開催、オニオンワークスさん主宰「《じゅまこん2022》~聖珠伝説パールシード30周年!~」にゲストGM

2022年9月23日開催、オニオンワークスさん主宰の「冒険企画局様クラシックTRPGオンリーコン《じゅまこん2022》~聖珠伝説パールシード30周年!~」にて、ゲストGMとして参加いたします。『聖珠伝説パールシード』30周年記念本「魔の謔れ」に寄稿したショート…

「岡和田晃 朗読&講演会 形而上詩からプロレタリア詩まで」開催

8月26日、旭川はれての日本茶CAFE・和風居酒屋WHIZにて、岡和田晃の朗読&講演会を開催いただきました。 柴田望さん、木暮純さんら「フラジャイル」の皆さんのご尽力で実現しました。改めてお礼申し上げます。内容は全編動画で上がっており、林美脉子さん…

「読書人」2022年9月2日号に、島村一平『憑依と抵抗 現代モンゴルにおける宗教とナショナリズム』(晶文社)の書評が掲載

「読書人」最新2022年9月2日号に、島村一平『憑依と抵抗 現代モンゴルにおける宗教とナショナリズム』(晶文社)の書評「歴史の再考へ――シャーマニズムとヒップホップ」が掲載。インド出身のメタルバンドBLOODYWOODの話題や、アイヌ民族衣装を「コスプレ」と非…

共同通信より、小川哲『地図と拳』(集英社)の書評が配信

共同通信配信記事として、小川哲『地図と拳』(集英社)の書評を書きました。「北日本新聞」2022年8月20日号、「高知新聞」8月20日号、「琉球新報」8月21日号への掲載が確認できております。同書と併読をおすすめしたいのが、西田勝『「満洲文学」の発掘』(…

「図書新聞」2022年9月3日号にスタニスワフ・レム著・後藤正子訳『マゼラン雲』(国書刊行会)の書評が掲載

「図書新聞」2022年9月3日号に、「ユートピアという統制的理念をリアリズムで示す二十世紀SFの古典 レム自身が再刊や翻訳を拒絶してきた問題作がついに日本語で読める」と題した、スタニスワフ・レム著・後藤正子訳『マゼラン雲』(国書刊行会)の書評が掲…

KOTOBA SLAM JAPAN北海道大会2022で準優勝

8月14日に開催された北海道の詩の朗読大会で準優勝いたしました。 初出場・リモート参加のKOTOBA SLAM JAPAN北海道大会2022、終了。準優勝でした。ご清聴感謝します。予選で朗読した「我らは自分たちの共感、良心を利用されている」(47:00~)、決勝で読ん…

「図書新聞」2022年8月13日号に、『眠れぬ夜と息つけぬ昼』の書評(中村俊也)が掲載

発売中の「図書新聞」2022年8月13日号で、中村俊也さんに『眠れぬ夜と息つけぬ昼』(ホビージャパン)を書評していただきました。これが物凄いクオリティで、なぜ本作が複数プロットなのか、「劇」を強く志向する本作が「シナリオ」形式を取る意味は何か、シェ…

8月26日、旭川で朗読&講演会

「フラジャイル」の皆さまのご厚意で、旭川でイベントをやります。すでに定員に達しましたが、後日配信されますので、その際には何卒よろしくお願い申し上げます。