2008-01-01から1年間の記事一覧
『ウォーハンマーRPG』の翻訳チームでお世話になっている阿利浜秀明さんが、『ウォーハンマー・コンパニオン』に関連した小ネタを紹介していらっしゃいました。なかなか興味深い内容でしたので、ご本人の許可を得てこちらに転載させていただきます。ウォーハ…
いよいよ来週、11月29日に『ウォーハンマーRPG』の新作サプリメント『ウォーハンマー・コンパニオン』が発売になります。翻訳に参加させていただいたから言うわけではありませんが、このサプリメント、ものすごく画期的な作品です。 このサプリメントは、従…
僕はRPGについての翻訳やライティングをしています。だから当然、なぜRPGを遊ぶのか、どうしたら面白く意義あるものとして遊ぶことができるのかということを常に意識せざるをえません。面白さとは何かを考えていくと、それは「面白い」ことは何かという問題…
「笙野頼子ばかりどっと読む」のPanza(id:Panza)さんが、笙野頼子の一神教問題について語ってらっしゃいました。 時間がなくざっくりとしか説明できないのですが、つまり、「浸透と拡散」が進む現状、対抗策として〈個〉を大事にしすぎると、それは一神教的…
ものすごく情報が遅いが。森青花の『BH85』、徳間デュアル文庫から復刊してます。 『BH85』は、 も の す っ ご く 気 持 ち 悪 い 作 品 で す。 世界破滅型のフィクションが、その軸として「自意識」ばかりを取り上げるのが流行っていた当時、それとは正反…
感想、書いていませんでした。 僕は『ブレイブハート』を3桁は観ている男なので期待していたが、裏切られなかった。 ひどくシンプルなストーリー。極めて再現性の高いセット。野蛮さ極まりない衣装。痛そうな殴り合い。瞬間的に散りゆく命。素晴らしい。戦術…
僕はボードゲームは大好きなのだけれども、あまり感想を書いてませんでした。近頃2つ遊べたのでメモ。 ・空中庭園 http://sgrk.blog53.fc2.com/?no=901 立体テトリス。先輩には「お前が好きそうなゲーム」と言われたが、まさにその通り。 すっげえ楽しい! …
『大江戸RPG アヤカシ』は、JGC2008に参加した際に速攻で購入し、情報を集めてきました。大江戸RPG アヤカシ (ログインテーブルトークRPGシリーズ)作者: 鈴木銀一郎,小林正親出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2008/08/29メディア: 大型本購入: 1人 …
文学フリマで発売された〈幻視社〉第3号に掲載の「スペキュレイティヴ・フィクション宣言」の最後に、ラングドン・ジョーンズの『レンズの眼』が出てきます。 この小説から得たイメージにいちばん近いのが、僕のなかではアンリ・ミショーなのですね。つまり…
少し迷いましたが、既に発表がなされているようなので、黙っているとかえって不自然かと思い、書きます。 出先から帰ってきて朱鷺田祐介さんのブログ「黒い森の祠」を見ると……。 見出しに「SF評論賞最終選考に岡和田晃氏」とあってのけぞったのでした。 日本…
先に第7回の文学フリマで発売された〈幻視社〉3号ですが、私の担当していた部分に、エラッタが出てしまっているところがあります。 お買い上げ頂いた方には、たいへん申し訳ありませんでした。 現在判明している誤植の箇所を、かなり細かな部分まで報告させ…
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の最新版、第4版の日本語展開に合わせ、全国で展開されている「WORLDWIDE DUNGEONS&DRAGONS GAME DAY 2008」のシナリオ「シャドウハントの霊廟」で遊びました。 GAME DAYとは、北米だけでも400万人以上のユーザー数を誇るモンス…
『ウォーハンマーRPG』は、もともとミニチュアゲームの『ウォーハンマー・ファンタジーバトル』から派生したRPGとなっています。ミニチュアゲームにはミニチュアゲームのダイナミックな面白さが、RPGにはRPGならではの歴史を「個」から生き直すような面白さ…
『ウォーハンマーRPG』関連の雑誌記事一覧は定期的に更新していたりします。
東條さんが文学フリマのレポートを書いて下さいました。ありがとうございます!
ニューウェーヴ/スペキュレイティヴ・フィクションのサイト、「Speculative Japan」に、「イデオロギーなき欲望への対峙――笙野頼子『だいにっほん、ろんちくおげれつ記』」を掲載いただきました。 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。だいにっほん、ろん…
第7回文学フリマに参加してきました。文学フリマでは、東條慎生さん(id:CloseToTheWall)と最初から最後まで売り子をしてました。途中、エンドケイプさんがヘルプで来て下さいました。 隣はトヨザキ社長のブース。すげぇ来客。時折、客が漏れてブースが封鎖…
「ウォーハンマーRPG 日本語版公式サイト」に、僕も翻訳作業に参加させていただいた新作サプリメント『ウォーハンマー・コンパニオン』のプレビューが出ました! 出ました! 出ました! ヤア! ヤア! ヤア! さあさあさあ、もう、なにも言わずプレビューを…
続いて、私が〈幻視社〉3号に寄せた小説「消失事件」をご紹介しましょう。こちらは、さしずめ「シュルレアリスム宣言」と小説「溶ける魚」がセットになっていたように(畏れ多い例えですが……大汗)、「スペキュレイティヴ・フィクション宣言」と対になるよう…
いよいよ明後日です。それでは、11月7日の第7回文学フリマのB-15にて発売される〈幻視社〉3号掲載の批評文「スペキュレイティヴ・フィクション宣言」について、前回のエントリに引き続き、もう少し詳しく紹介しましょう。 「スペキュレイティヴ・フィクショ…
11月7日の第7回文学フリマに参加する「幻視社」ブースの詳細を告知します! 私は〈幻視社〉で原稿用紙換算105枚、〈科学魔界〉で120枚超の原稿を書いています。 どうぞよろしくお願いします! ■第7回 文学フリマ 2008年11月9日(日) 11:00〜16:00 東京都…
さて、11月9日の文学フリマも刻一刻と近づいてきました。 まったく売れないと寂しいのでB-15のブースで発売される〈幻視社〉第3号に掲載される拙稿「スペキュレイティヴ・フィクション宣言、あるいは〈石〉と〈結晶〉に関する試論」について、内容の紹介をさ…
『ウォーハンマーRPG 日本語版公式サイト』にて、新作ダウンロードシナリオ「ライク川にかかる橋」が公開されました! 僭越ながら、翻訳は私が担当させていただいております。 『ライク川にかかる橋』は、2番目のキャリアに就いているキャラクター向けに書か…
ニューウェーヴ/スペキュレイティヴ・フィクションのサイト「Speculative Japan」に、「不在」の「神話」化――ヴィクトル・ペレーヴィン『恐怖の兜』を発表しました。 どうぞ、よろしくお願いいたします。 (以前、こちらのブログに書いたものを改稿したもの…
「Lead&Read」に私が書いたD&D3.5版のエベロン・リプレイは、大量にサプリメントを導入し、かなり細かくシステムを適用したセッションになっています。それは体系的なルールシステムと重厚な背景世界から紡ぎ出されるRPGならではの物語の可能性を紹介したい…
原書のエラッタはここで見られるみたいです。 GAME DAYに備え、パッチを当てましょうー。
『ウォーハンマーRPG』日本語版公式サイトより。 この日、僕は参加できないっぽいのです。 が、遊びたい人は環境がよいので、検討されてはいかがでしょうか。 安心してオールド・ワールド生活を楽しめますよ。
いよいよ、キャンペーンシナリオ3部作「呪われし道」も第2部が登場! アルトドルフの尖塔 (ウォーハンマーRPG 冒険シナリオ)作者: David Chart出版社/メーカー: ホビージャパン発売日: 2008/10/31メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 4回この商品を…
おっ、日本語版は1冊の本になってますね! でも、ちゃんとマップも3枚ついてた。手元の英語版はもうボロボロなので……。耐久度アップは喜ばしい。 JGC2008でDMしたときは、日本語で読んでいたのはさわりの部分だけだったのですが、いざ製品版を見ると価格帯も…