ラングドン・ジョーンズと、アンリ・ミショー
文学フリマで発売された〈幻視社〉第3号に掲載の「スペキュレイティヴ・フィクション宣言」の最後に、ラングドン・ジョーンズの『レンズの眼』が出てきます。
この小説から得たイメージにいちばん近いのが、僕のなかではアンリ・ミショーなのですね。つまりジョーンズに、SFと詩を接続させる原点を感じているわけです。
この詩というのはあまり狭い意味ではありません。
かつてイタリアの未来派の詩人たちが詠ったような、テクノロジーを思弁から見る視点としての詩のことを言っています。案外ここに、思わぬお宝が隠されている気がします。
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