「藤枝静男という内宇宙」収録の共著『しずおかSF 異次元への扉』が発売されました。

 財団法人静岡県文化財団の「しずおかの文化新書」の最新刊として、『しずおかSF 異次元への扉〜SF作品に見る魅惑の静岡県〜』が刊行されました。
 日本SF評論賞チーム・プロジェクト静岡の総力を結集させた一冊です。地域性を大事にしながら、SF入門としても読めるように力を尽くしました。
 私は「藤枝静男という内宇宙(インナー・スペース)」と題し、山野浩一の「内宇宙」論の観点から、藤枝静男をスペキュレイティヴ・フィクションとして捉え返す「暴挙」に出ております。
 第51回日本SF大会Varicon2012や、日本 SF作家クラブ50周年記念・国際SFシンポジウム・キックオフ「日本・SF・翻訳ーー川又千秋『幻詩狩り』英訳を記念して」(http://sfwj50.jp/)等でも販売される予定です。
 500円(!)という驚異的にお買い得な価格設定になっております。それでも、エッジが利いた中味になってますよ。ぜひ、お買い求めください。

しずおかの文化新書9 しずおかSF 異次元への扉〜SF作品に見る魅惑の静岡県〜

しずおかの文化新書9 しずおかSF 異次元への扉〜SF作品に見る魅惑の静岡県〜