「はじめての海外文学フェア」Vol.2で選書をしています。
「はじめての海外文学フェア」Vol.2という企画がありまして、そちらで選書をしています。わずかでも翻訳文学に関わっている人は、こういう良い意味での草の根企画を軽視してはならないと思いますよ。
ウィリアム・ホープ・ホジスン『〈グレン・キャリグ〉号のボート』を選書させていただきました。
「はじめての海外文学フェア」でコメントを寄せて推薦させていただいた、ウィリアム・ホープ・ホジスン『〈グレン・キャリグ号』のボート。こういう作品は、この手のフェアではなぜか冷遇されがちなんですよね。くまざわ書店武蔵小金井北口店さんで展開中(写真もお借りしました)。昔近くに住んでた! pic.twitter.com/DN5eDiqfnH
— 岡和田晃 Akira OKAWADA (@orionaveugle) 2016年11月5日
- 作者: ウィリアム・ホープ・ホジスン,野村芳夫
- 出版社/メーカー: 書苑新社
- 発売日: 2016/03/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「北海道新聞」2016年9月28日夕刊に、「現代北海道文学論 『北の想像力』の可能性」第18回「コア――北海道初のSFファンジン」が掲載されています。
日本SF大賞最終候補作となり、星雲賞参考候補作にもなった『北の想像力』ですが、そのコンセプトを受け継いだ連載を「北海道新聞」夕刊で月1回のリレー連載という形にて展開開始しています(2015年4月21日の「北海道新聞」夕刊より)。「現代北海道文学論 「北の想像力」の可能性」と題し、「北海道文学」の特質や可能性を新たな視点で捉え直すという連載です。私は監修をしております。
第18回は三浦祐嗣さんが「コア――北海道初のSFファンジン」と題し、これまで北海道文学史からは看過されてきたSFファンジン「コア」(1965年)について論じております。「北海道新聞」のデジタル版でも読むことができますよ。
SFファンから反応あり。
今回はファンジンのお話でした。バックナンバーも読めるのがありがたい。「現代 北海道文学論 「北の想像力」の可能性」→<三浦祐嗣> 【コア】北海道初のSFファンジン 質の高い評論で評価 https://t.co/IAJVi7dOBU #どうしんウェブ/電子版
— 七里 (@7ri_t) 2016年10月4日
- 作者: 荒巻義雄,巽孝之,三浦祐嗣
- 出版社/メーカー: 彩流社
- 発売日: 2015/06/02
- メディア: 単行本
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聖シュテファン寺院の鐘の音は (定本荒巻義雄メタSF全集 第 4巻)
- 作者: 荒巻義雄,巽孝之,三浦祐嗣
- 出版社/メーカー: 彩流社
- 発売日: 2014/12/16
- メディア: 単行本
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