東條さんについては、前回のエントリで紹介しましたので残る面々について。id:CloseToTheWallよりの転載です。
エンドケイプ氏は、以下のサイトの「私」を見てもらえばわかりますように、すでにさまざまな媒体で小説を書いている作家さんです。ケータイ小説的な形式で、女性視点から性を描く作風です。エンドケイプ氏目当てでくる人が多く、うちの雑誌の一番の購買層を形成しているのではないかと思われます。
逃亡者のプール
佐伯僚氏は、第2回あさよむ携帯文学賞で大賞と読者賞を受賞し、いまも同サイトで作品を配信中です。切通理作著『サンタ服を着た女の子』(白水社)でフォトストーリーとコラムを書いてます(前ブログでも紹介しましたが)。性と死と酒。そして妄想と幻想。唯一全号に小説載せているメンバーか。
小説や雑学などの書籍が無料で読める|読書の時間
すぎさく。なんと紹介したらいいやらわからない。ウェブサイト「探偵ファイル」の変顔選手権で優勝し、一部で一躍有名人に。以前ブログでも紹介したように、真面目に映画を作っていて、地方の時代映像祭奨励賞受賞、neo賞次点とかだったりするのだけれど、酷すぎる下ネタの嵐。ニコニコ動画その他に「【関東援交】杉子」という酷い動画があるので恐れを知らぬ人は見るが良いよ。まさに「これはひどい」。
ねりけしクッキング
残念ながら鬼海六道さんは今回、不参加となってしましました。
エンドケイプさんはテクノポップなCDを出していたり、佐伯さんは中村うさぎさんとトークショーをしていたり、すぎさくさんは漫☆画太郎っぽい小説を書いたりしています。
見ての通り、メンバーはいずれも個性豊かな方々ばかり。
言い換えれば、まさにBARABARAです。
そもそも、一見志向が似通っているように見える僕と東條さんでも、かなり読みや思想は異なる部分があります。
でも、みんな違うからこそ、面白い。
このBARABARAな面々が、「幻視」を軸にどうスパークするか。いかにして「結晶」というテーマを料理するのか。
その渾沌の淵源から生まれる可能性を、とくとご覧下さいませ!