「ジャーロ」2012年夏号(No.45)に皆川博子論を寄稿しました

 お知らせです。「ジャーロ」2012年夏号(No.45)に「ミステリと社会史――神話的人物の生きる「場所」」と題し、皆川博子『双頭のバビロン』と、トゥールミン&ジャニク『ウィトゲンシュタインのウィーン』を絡めて論じました。限界研のリレー連載「謎のリアリティ ミステリ×モバイル×サバイバル」の第9回となります。これは本格ミステリと、それ以外の分野の書籍を絡めて論じるというテーマの連載でして、その縛りに合わせて、『双頭のバビロン』を「歴史の物語論」という見地から論じてみました。短い論考ですが、かなりの熱量を投入しました。ぜひご一読を。

ジャーロ No.45 (光文社ブックス 101)

ジャーロ No.45 (光文社ブックス 101)

双頭のバビロン

双頭のバビロン

ウィトゲンシュタインのウィーン (平凡社ライブラリー)

ウィトゲンシュタインのウィーン (平凡社ライブラリー)

バルタザールの遍歴 (文春文庫)

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