藤元登四郎『祇園「よし屋」の女医者』(小学館文庫、2021年1月4日発売)の解説を書きました

 藤元登四郎祇園「よし屋」の女医者』(小学館文庫、2021年1月4日発売)の見本が届きました。

 岡和田晃は、解説「歴史小説と精神医学小説の融合というウクロニーの新境地」を書いています。帯裏にも、解説からの抜粋が記されています。

 『〈物語る脳〉の世界』(寿郎社)等を出しているSF評論家の藤元さんが小説を書き、私が解説を担当した経緯については、ぜひ解説の現物をご覧ください。

 香山リカさんも注目!?

 

 

 時代小説の文庫解説に、フーコーやカントはともかく、長田幹彦、スプレイグ・ディ・キャンプ、サミュエル・R・ディレイニーの名前が出てくるのは、ちょっと珍しいのではないでしょうか。

 

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祇園「よし屋」の女医者

祇園「よし屋」の女医者

 

 

  

  

 

「FT新聞」No.2883に、齊藤飛鳥さんによる『トンネルズ&トロールズ完全版 ソロアドベンチャー 青蛙亭ふたたび』のリプレイ小説が掲載

 2020年12月15日発行の「FT新聞」No.2883では、齊藤飛鳥さんによる『トンネルズ&トロールズ完全版 ソロアドベンチャー蛙亭ふたたび』のリプレイ小説が掲載されています(初出は私のサイトです)。以下の保管庫でも読むことができます。

https://ftnews-archive.blogspot.com/?m=1

 

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傭兵剣士 (T&Tアドベンチャー・シリーズ7)

傭兵剣士 (T&Tアドベンチャー・シリーズ7)

 

 

「詩と思想」2020年9月号・10月号にて言及

 「詩と思想」2020年9月号(土曜美術社出版販売)掲載、柴田望「地域からの発信・旭川》「ある期間に起きたこと~特殊性と普遍性、旭川歴史市民劇による神話的空間の構築、北海道の詩のイベント報告、いままでとこれから、超現実の現実、変形の運動。~」で、私についても言及いただいておりました。

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 「詩と思想」(土曜美術社出版販売)2020年10月号、詩誌評(白島真)にて、詩誌「フラジャイル」第9号が言及され、私の参加についても触れられていました。ありがとうございます!

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藤沢周『言葉である。人間である。読書術極意』に『反ヘイト・反新自由主義の批評精神』評

 藤沢周『言葉である。人間である。読書術極意』(言視社2020)が出ています。「東京新聞」での連載「三冊の本棚」6年半ぶんをまとめた文芸時評集で、リーダビリティが高い一冊です。私の『反ヘイト・反新自由主義の批評精神』(寿郎社2018)についての評も、収録されています。ありがとうございます!

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言葉である。人間である。

言葉である。人間である。

  • 作者:藤沢 周
  • 発売日: 2020/10/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

「図書新聞」2020年12月19日号の2020年度下半期読書アンケートに回答

 本日発売の「図書新聞」2020年12月19日号は2020年度下半期の読書アンケート掲載号で、岡和田晃の回答も掲載されております。

 これまで同紙の連載時評、他の書評等で言及していないものを挙げています。以下の4冊で、挙げた理由については、紙面でご確認さい。

 

高原英理『観念結晶大系』(書肆侃侃房)
・イボ・アンドリッチ『イェレナ、いない女 他十三編』(田中一生・山崎洋・山崎佳代子訳、幻戯書房
・佐藤保活『厚岸のアイヌ 復刻版(改訂版)』(藤田印刷エクセレントブックス)
・瀬戸利春『太平洋島嶼戦 第二次大戦、日米の死闘と水陸両用作戦』(作品社)

 

 図書新聞は書店店頭で入手できるほか、コンビニでも有償ダウンロードできます。

 

www.e-printservice.net

 

 

 

「Role&Roll」Vol.194に、ポストヒューマンRPG『エクリプス・フェイズ』のシナリオ「かぐや姫の願い:Go To 秋葉原」が掲載

 アナログゲーム情報書籍「Role&Roll」Vol.194に、ポストヒューマンRPG『エクリプス・フェイズ』のシナリオ「かぐや姫の願い:Go To 秋葉原」が掲載されています。羊の皮を被った異色のノワール・シナリオで、与太っぽい導入から行き着くクライマックスの妙をご堪能下さい。追加敵データの翻訳もあり!

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Role&Roll Vol.194

Role&Roll Vol.194

  • 発売日: 2020/11/21
  • メディア: 大型本
 

 

翻訳家による選書企画「はじめての海外文学」vol.6および「はじめて出会う世界の絵本」に参加しました

 毎年選書している、翻訳家による選書フェア「はじめての海外文学」。今年のvol.6は、岡和田はクラーク・アシュトン・スミス著/安田均柿沼瑛子・笠井道子・田村美佐子・柘植めぐみ訳『魔術師の帝国《3 アヴェロワーニュ編》』(書苑新社)を推薦しました。

 推薦文の現物は、フェアが開催されている書店で実際にご覧ください。

 また、今回は「はじめて出会う世界の絵本」も選書し、推薦文を寄せました。ユリー・シュルヴィッツ瀬田貞二訳『えほん』(福音館書店)です。私も、娘が小さいときから読み聞かせを何度となく続けてきた一冊となります。

 

よあけ (世界傑作絵本シリーズ)

よあけ (世界傑作絵本シリーズ)