『ダンジョンズ&ドラゴンズ(3.5e)』のささやかなキャンペーン、第9回


 遅れてごめん! 8月の回のプレイリポートを、まさかいま書くとは思わなかったよ!
 日本語サプリほぼ全入りのせいもあり、異様に時間がかかったセッションでした。



 それはそうと、ダーク・ナーガを追いかけて「恐怖の島」の洞窟の奥へと足を踏み入れていった一行は、分かれ道を下って「いかない」方へと進軍した。
 ローグのモルボルが先頭に立って探索を続けるが、やはり、落とし穴を発見。しかし、その周りには、大量のキャリオン・クロウラーがひしめいている。キャリオン・クロウラーは壁に吸い付くことができるので落とし穴なぞ関係ないが、一行はかなり手をやかせられることとなる。


 その隙を突いて、洞窟の深奥に住んでいたスピリット・ナーガが容赦なく「ファイアー・ボール」を打ち込んでくる。まるで身動きが取れない一行。天に唾しながら、なんとか迂回する。と、ウルスの「シー・インヴィジビリティ」によって、逃走したダーク・ナーガを発見した!
 敵側に圧倒的な地の理があるなか、死力を尽くして撃破。


 すると、その奥には、祭壇らしきものが。どうやら、この「恐怖の島」を包んでいる霧を解除するためのものらしい。しかし、そのためには相応の代償が必要となる。そして運悪く、アウストはエナジー・ドレイン2レベルを受けてしまった!


 ここはまずい、と、霧が薄れたなか、撤退をはかる一行。結果的に、アウストの意志の力によって、レベルそのものは幸い、減ることもなく、海を漂うクラーケンの姿を迂回し、ハードバイに到着する。ハードバイでは、霧沼に巣食うブラック・ドラゴンと、配下のリザードフォークの群れの噂を聞くが、一行はリスクを背負わず、とりあえず当初の目的である、「失われし島」のあるニル・ディヴ湖に渡るため、グレイホークシティへと向かうことにする。その前に、街の神殿にてアウストのレベルを回復するため「レストレーション」をかけてもらうのは忘れない。高くついたが。


 さて、ハードバイからグレイホーク・シティへの旅路においては目立った遭遇もなく、ひと安心といったところか。しかしながら、グレイホーク・シティに着いてみたら、そこは戦争ムード一色。北のアイウーズ帝国が、軍隊を準備し、いまにもグレイホークへと攻め込まんばかりの状態であるらしいのだ。おまけに、彼らは異界の門を開き、デーモンやデヴィルとの接触に成功したという。冒険者たちの前途は依然として多難のようだ。