「Role&Roll Extra Lead&Read Vol.3」に、『D&D』のリプレイを書きました。

　アークライト／新紀元社のRPGリプレイ専門誌「Role&Roll Extra Lead&Read Vol.3」が、Amazon.co.jpで既に予約開始となっている模様です。→発売されたようです。

Role&Roll EXTRA Lead&Read Vol.3

　こちらに、『ダンジョンズ＆ドラゴンズ』第3.5版（『D&D』）のエベロン世界を舞台にした長篇リプレイを書かせていただきました。　
　表紙は同時収録の『りゅうたま』リプレイのものですが、表紙の文字をよく確認していただけると、『D&D』の字が見えるものと思います。

　今回掲載されているのは、「L&R Vol.1」の『ダンジョンズ＆ドラゴンズ』のエベロン世界を舞台にしたリプレイ「Secret Struggles in Sharn」の続編となります。雑誌のおよそ3分の1を占める分量の大作リプレイです。

　タイトルは 「In Search of the Draconic Prophecy」。
　『D&D』のデザイナーである故ゲイリー・ガイギャックスのB1モジュール（シナリオ集）『In Search of the Unknown』へのオマージュだったりします。
　僕なりに、ゲイリーへの感謝の気持ち、そしてゲイリーが与えてくれた冒険の魂を継承しようという意気込みを表したつもりです（もちろん、話の内容にも関係ありますよ）。
　単体でも読めるように工夫をしてありますが、それでもやはり「Lead&Read Vol.1」と読んでいただいたほうがより楽しめるのは確かですので、併せてお読みいただければ幸いです。

Role&Roll EXTRA Lead&Read Vol.1

　「塔の街」シャーンを舞台にした前回から、冒険はコーヴェア大陸規模に広がります。そしてその過程は、サプリメント『五つ国』を実践に活用した一例としても読むことができます。“大陸横断鉄道”ライトニング・レイル、そしてあの飛空艇ももちろん登場します！
　ライトニング・レイル内では、『D&D』への固定観念を覆すとんでもない事件が……。

五つ国 ファイヴ・ネイションズ (ダンジョンズ&ドラゴンズ サプリメント)

　自信作です。四の五の言いません、どうぞお読み下さい！　そして、冒険の醍醐味を味わって下さい！
　僕（たち）が死ぬほど『D&D』が好きだってこともわかってもらえるはずだと、確信しています！　ちなみに注釈については、前回と重複する部分が多かったので、今回は思い切って本文に溶かしこんであります。しかし、「じっくり読んでほしい」というコンセプトは変わっておりません。

　イラストは、前回に引き続き、吉井徹さんのクールでマッドパンクでカーニバルな素晴らしいものです。『D&D』世界を最高に「わかっている」素晴らしいイラストでした。ありがとうございます。

　また、吉井徹さん以外にも、リプレイ参加者6名、チェック協力の4名、さらにはアークライトの編集やレイアウトの方々やホビージャパンの方々にもご協力いただき、このリプレイは製作されています。
　この場を借りて、心よりお礼を申し上げます。