構築的な想像力


 構築的な想像力というものを、なんとか獲得できないかと思ってます。
 「フラット化した世界」を小器用にひょいひょいと渡るのではなく、あくまでも構築的でありたい、何かを作り上げたいという願望があるのです。政治家ではなく、あくまで創造する者を志向したい。
 RPGの仕事を僕が選択しているのは、そういう側面が強いです。
 実際の作品も、成功しているかどうかはともかく、可能な限りそれを実践したいと思って全力でやってます。


 読み手として注目している構築的な想像力の開陳は、なんといっても仁木稔さんの「HISTORIA」コーナーでしょう。
 『グアルディア』と『ラ・イストリア』などに通ずる自作設定の詳細な解説。
 ラテンアメリカ文学Meetsポスト・サイバーパンク
 すごいっすよ。おすすめ。RPG者も、ぜひ。d20システムにしたいなあ!