2013年のミステリ・シーンを総括する『本格ミステリー・ワールド2014』(南雲堂)に収められた座談会「ゲーム化しライト化する2013ミステリ」へ参加しました。お相手は飯田一史さん、蔓葉信博さんです。
ミステリの状況に絡めつつ、岡和田晃は、ゲームブックの復権、ホームズ・パスティーシュ、クトゥルフ・ブーム関連、 伝統ゲーム『汝は人狼なりや?』、Alternative Reality Game等を語っております。80年代のゲームブック・ムーヴメントを引き継ぐ文脈がこれだけの紙幅で語られるのは、ひょっとすると四半世紀ぶりのことかもしれません。
詳しくは、現物を手にとってお読みください。ミステリにとって、あるいはゲームにとって、非常に厳しい状況が続いていますが、一回転して面白くもなって参りました。
それにしても、本誌に掲載された加賀美雅之氏への追悼文を読み、色々と考えさせられました。いちどお目にかかってみたかった方でした。
- 作者: 島田荘司
- 出版社/メーカー: 南雲堂
- 発売日: 2013/12/17
- メディア: ムック
- この商品を含むブログ (3件) を見る