「北海道新聞」2015年9月26日夕刊に「村上春樹――災厄の詰まった「箱」」(倉数茂)が掲載されました。

 日本SF大賞最終候補作となり、星雲賞参考候補作にもなった『北の想像力』ですが、そのコンセプトを受け継いだ連載を「北海道新聞」夕刊で月1回のリレー連載という形にて展開開始しています(2015年4月21日の「北海道新聞」夕刊より)。「現代北海道文学論 「北の想像力」の可能性」と題し、「北海道文学」の特質や可能性を新たな視点で捉え直すという連載です。

 第6回は倉数茂さんが「村上春樹――災厄の詰まった「箱」」と題し、村上春樹の「UFOが釧路に降りる」(『神の子どもたちはみな踊る』所収)のメカニズムを神話的な観点から分析しています(2015年9月26日夕刊)。私は全体の監修をさせていただきました。寿郎社のFacebookでも紹介されておりますので、あわせてご覧ください。

北の想像力 《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅

北の想像力 《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅

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