「北海道新聞」2016年4月21日夕刊に「小笠原賢二――戦後世代が見た風景」(石和義之)が掲載されました。

 日本SF大賞最終候補作となり、星雲賞参考候補作にもなった『北の想像力』ですが、そのコンセプトを受け継いだ連載を「北海道新聞」夕刊で月1回のリレー連載という形にて展開開始しています(2015年4月21日の「北海道新聞」夕刊より)。「現代北海道文学論 「北の想像力」の可能性」と題し、「北海道文学」の特質や可能性を新たな視点で捉え直すという連載です。私は監修をしております。
 第13回は石和義之さんが「小笠原賢二――戦後世代が見た風景」と題し、小笠原賢二の文学と批評を論じています(2015年4月21日夕刊)。増毛という土地性を扱った小説に、小笠原賢二の批評活動の総体がうまくミックスしています。私は全体の監修をさせていただきました。寿郎社TwitterFacebookでも紹介されていますよ。デジタル版でも読むことができます。

時代を超える意志―昭和作家論抄

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小笠原賢二小説集

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北の想像力 《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅

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