日本SF大賞最終候補作となり、星雲賞参考候補作にもなった『北の想像力』ですが、そのコンセプトを受け継いだ連載を「北海道新聞」夕刊で月1回のリレー連載という形にて展開開始しています(2015年4月21日の「北海道新聞」夕刊より)。「現代北海道文学論 「北の想像力」の可能性」と題し、「北海道文学」の特質や可能性を新たな視点で捉え直すという連載です。
第10回は倉数茂さんが「桐野夏生――喪失の果てに見つける〈外〉(アウト)」と題し、『柔らかな頬』を論じています(2015年1月26日夕刊)。雄冬岬、支笏湖と、なかなか面白い地名が言及されています。私は全体の監修をさせていただきました。寿郎社のTwitterでも紹介されておりますので、あわせてご覧いただけましたら幸いです。
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