『掠れた曙光』が、2019年度の北海道新聞文学賞詩部門の最終候補に

 岡和田晃の第一詩集『掠れた曙光』ですが、2019年度の北海道新聞文学賞詩部門の最終候補にもなっていました。受賞こそ逸しましたが、選考委員の1人である工藤正廣さんから、選評であたたかいエールを頂きましたのでご紹介します。

 

上記は「北海道新聞」2019年10月30日より。
 
 「岡和田晃」と本名で出す以上、属人的な早合点は逃れられません。『掠れた曙光』所収の「これはプロレタリア詩だ!」は、それを逆手に取りました。ここに注目するとは、さすがロープシンの翻訳者です。工藤さんの詩集だと、私は創映出版の『桜桃の村にむけて』(1972)を愛読しています。